高岡市民病院は、快適性を高めた個室を増設した妊産婦など女性向けの「ウィメンズ病棟」を四月一日に開設する。同病院職員のための院内保育所「たからキッズ」も設ける。二十二日には現地で完成内覧会が行われた。 (武田寛史)
ウィメンズ病棟は、従来の四人部屋五室を個室二室と二人部屋三室に改修した。全体で個室八室、二人部屋三室、四人部屋二室になる。ベッド数は五十床から二十二床に減るが、助産師十人が妊娠・出産・産後ケアに対応し、安心安全な態勢を強化する。新しい個室は四人部屋の広さで、くつろげる家具などを配置した。同病院の年間出産件数は百五十件を数える。
院内保育所は一階の旧職員食堂を改修して整備。面積は約七十七平方メートル。同病院職員の幼児(ゼロ〜二歳児)を受け入れ、定員は最大十人とする。保育士二人が常駐。現在、職員五人が利用を申し込んでいる。
整備工事費はウィメンズ病棟の個室改修などで約一千万円、院内保育所で約三千八百万円をかけた。
藪下和久院長は「個室希望者が増えている。出産に特化したウィメンズ病棟で安全安心なお産を提供したい」と話した。
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