埼玉県警の23歳の男の警察官が同僚の女性警察官の部屋に侵入し盗撮目的でカメラを設置したとして書類送検され、懲戒免職になりました。
書類送検されたのは浦和東警察署の交通課に勤務する23歳の男の巡査です。
警察によりますと、去年10月ごろからことし1月にかけて、同僚の20代の女性警察官2人の部屋にそれぞれ複数回侵入したうえ、このうち1人の部屋に盗撮目的でカメラを設置したとして、住居侵入と県の迷惑防止条例違反の疑いが持たれています。
カメラを設置した翌日に脱衣所を撮影するカメラに女性警察官が気づいて発覚したもので、巡査は合鍵を勝手に作って部屋に侵入していたということです。
調べに対し、「女性の下着に興味があり、下着を着けている姿や裸が見たくなった」などと供述しているということで、警察は31日付けで懲戒免職の処分にしました。
埼玉県警察本部の荻野長武首席監察官は「県民の皆様に深くおわびします。職務倫理を徹底し再発防止に努めます」とコメントしています。
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