日産が「東京オートサロン2022」や「ジャパンキャンピングカーショー2022」に参考出品した「キャラバン」のコンセプトカーが、凝りに凝った内装ながら、実際の市販化も目論んでいるといいます。どのような仕様なのでしょうか。
凝りに凝ったショーモデルだけど「市販化も目指しています」
自動車メーカーがカスタムカーイベントなどに参考出品するコンセプトカーは、市販化前提のモデルがある一方で、純粋にショーモデルとして造られるものもあります。
2022年1月14日から16日に開催されたイベント「東京オートサロン2022」へ日産が出展した「キャラバン」のコンセプトカーは、その後2月10日から13日に開催の「ジャパンキャンピングカーショー2022」にも連続出展しています。
実際に売られる可能性はあるのでしょうか。
デザインコンセプトモデル「CARAVAN MYROOM CONCEPT(キャラバン マイルームコンセプト)」は、日産の商用バン「キャラバン」をベースに製作されたコンセプトカーです。
デザインテーマは「どこでもMY ROOM(マイルーム)」。
「普段の生活の中で、大切な人とお気に入りの場所で過ごす」(日産 プレスリリースより)ことを目的に、商用車の広大な荷室空間を大きな自分の“部屋(MY ROOM)”に見立てました。
室内の壁面などにはナチュラルなウッド素材をアレンジ。屋根まわりには間接照明が仕込まれ、セカンドシートはソファーのような形状としています。
車体側面の右側壁面に収納した木製テーブルを90度動かすことで、ソファーのテーブルへと早変わり。反対の左側壁面には、ベッドマットがぴったりと収納できます。
壁面には収納用の家具も据え付けられ、キャラバン マイルームコンセプトはまさにお洒落な「部屋」そのものです。
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ジャパンキャンピングカーショー2022会場に出展された際、会場の展示車両をプレゼンしていたスタッフに声をかけたところ、キャラバン マイルームコンセプトの開発に直接携わった方だといいます。さっそく、開発の狙いについて聞いてみました。
キャンピングカーのイベントに出展したことから、キャラバン マイルームコンセプトは車中泊仕様を狙ったのかと尋ねると「あくまでも居心地の良い“部屋”を目指した」と強調。
フラットな床面があり車中泊も可能ながら、照明や内装のしつらえなどにこだわるなど、昼間の居心地を最重要視したと説明します。
会場では、来場者アンケート調査も実施。「市販化されたら欲しいか」「市販化されるとしたらどこが改善されれば良いか」など、かなり詳細に質問を投げかけていました。
2022年5月中旬時点で、日産からその後の発表はまだありませんが、キャラバン マイルームコンセプトの市販化には大いに期待したいところです。
からの記事と詳細 ( 「もはや部屋そのもの!」キャンピングカーショーに出展したメーカー製の車中泊カスタムがホンキで市販化を目指していた!? - くるまのニュース )
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