大相撲の二所ノ関部屋が5日、茨城県阿見町で部屋開きを行った。二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)は昨年8月に田子ノ浦部屋から独立。これまではつくば市に部屋を構え、筑波大の土俵で稽古を行ってきた。
常識にとらわれない新しい相撲部屋のお披露目だ。1800坪もある広い建物で、「国技館をイメージした」という緑青の屋根に趣がある。2面ある土俵に加えトレーニングルームも充実しており「力士が生活しやすいように」と師匠のこだわりが詰まった造りになっている。「強い力士を輩出して“ここで間違ってなかった”と言えるように精進していきたい」と新しい生活拠点での抱負を語った。
特に目を引いたのが、駐車場を兼ねる屋外に設置されたバスケットボールのゴール。「真剣にやらせようかな。膝と足首にも良いと思いますし、瞬発力やジャンプ力も鍛えられる」とバスケをトレーニングに取り入れる構想を明かした。アメフトなどさまざまなスポーツに造詣の深い親方らしい発想だ。同部屋の幕下・友風が「一日中バスケやってます」と言うように、力士たちも既に有効活用している。
茨城県牛久市出身の同親方にとって特別な思いのある地元だ。部屋のすぐ目の前は阿見町と牛久市の境になっている。「現役時代から本当にお世話になりました。地元の方に喜んでもらえるような場所にしていきたい」と恩返しを誓った。
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