辻健治
広島東洋カープに新入団した選手たちが7日、広島県廿日市市の選手寮・大野寮に入った。育成の3人を含む10人が一斉に入寮し、8日から始まる合同のトレーニングで春季キャンプに向けた体づくりに励む。
ドラフト1位入団の斉藤優汰投手(18)=北海道・苫小牧中央高=は、「出世部屋」とされる104号室に入った。過去に森下暢仁(まさと)投手や栗林良吏投手ら新人王を獲得した選手が使ってきた部屋だ。
189センチの長身から投げ下ろす本格派右腕として期待される斉藤投手。「出世部屋ということで、努力して1軍に上がれるように頑張りたい。広島の環境に慣れることから確実に一歩ずつやっていく」と意気込んだ。
入寮の恒例、お気に入りの私物の持ち込みでは、粘土アニメ「ニャッキ!」のぬいぐるみを選んだ。高校の野球部のチームメートからもらった品だといい、「クッションにしたり、隣に置いて寝たりしています」と話していた。
広島県内ゆかりの選手では、広陵高と大阪ガスを経て5位入団した河野佳投手(21)と、瀬戸内高から青森大へ進んだ育成1位の名原典彦外野手(22)も地元球団での生活をスタートさせた。(辻健治)
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