せっかく片づけた部屋の中をキープするにはコツが必要。片づけに追われ続けることなく、無理なくできる作業量で、リバウンドを防止します。整理収納アドバイザー1級の米田まりなさんに教えていただきました。
目次
【リバウンドしない片づけ3つのコツ】 無理なく快適な部屋をキープするために必要なこと
片付けのコツを教えてくれたのは…
米田まりなさん profile
整理収納アドバイザー1級。東京大学経済学部卒業後、総合商社に入社。現在は不動産ディベロッパーに勤務。著書に『集中できないのは、部屋のせい。』(PHP研究所)など。
リバウンドしない片づけ3つのポイント
ポイント① 週に1回30分、毎日5分の点検
さらに、週に1回はハンディスペースのうちの1〜2か所を見直し、定位置がこれで正しいのかをチェックするのが理想。洋服であれば、今使うモノは日々更新されていくはずです。1か所10分程度、週に1回見直せば、リバウンドは起こしません。
ポイント② 平日仕分けられないモノは暫定カゴを置く
ただし、仮置きボックスにいつまでも入れておいてはダメ。週末には中のモノをすべて出して、定位置に戻したり、新たに置き場所を決めたりすること。
ポイント③ リバウンドしてしまったら……?
ひとつ目は、モノの量が自分で管理できる量より多すぎる場合。ハンディゾーンで使っていないモノを見つけて5〜6割まで減らすのがおすすめ。
2つ目は、定位置が悪く出したモノを戻しにくい場合。一緒に使うモノがバラバラになっていないかをチェック。
3つ目は、買い物、もらいものが多すぎる場合。この場合は、「もらいものは1週間以内に使いきるか欲しい人に譲る」など、自分なりのルールを決めましょう。
定期的に以下の3つをチェックして!
□ モノがまだ多い □ 定位置が悪い □ 買い物、 もらいものが多い
米田さんのまとめ「趣味や愛するモノを守るための片づけを大切に」
モノを愛する人にとっては、家にあるモノが目に触れるだけで、心があたたかく幸せな気持ちになれる……そんな部屋づくりが理想です。
そのためには、「自分が愛しているのが何かを把握する」ことがいちばん大切かもしれません。
モノへの愛情が深い人ほど、一気に捨てたり、部屋の大きさに無理やりモノを合わせると後悔します。
また、すべての人がモノのないすっきりした空間が落ち着くわけではありません。
ゴミが多かったり生活に支障があるほど散らかっている場合は別として、快適だと感じる部屋の整頓具合は人によって異なることもわかっています。
捨てるのが達成ではなくて、残したモノの質を高めて、自分なりの快適空間を作り出しましょう。
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text: Ema Tanaka illustration: Misa Itoi web edit:Liniere.jp
リンネル2022年2月号より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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