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Saturday, June 17, 2023

元安美錦の安治川親方が部屋開き 人間成長の場でもあると弟子が文化に触れるべく相撲の錦絵を壁紙に - スポーツ報知

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 大相撲の安治川親方(元関脇・安美錦)が師匠を務める安治川部屋の部屋開きが16日に東京・江東区で行われ、現役時代の師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)、同じ一門の浅香山親方(元大関・魁皇)らが出席した。

 昨年12月に伊勢ケ浜部屋から独立し、安治川部屋を新設。これまでは同区内で仮住まいだったが、このほど地上4階建ての立派な部屋が完成した。安治川親方は「新たな一歩を踏み出した気持ちが強く、ここからまた気を引き締めて弟子を指導していかないといけない」と心境を語った。

 力士として鍛錬を重ねることはもちろんだが、文化面から相撲を理解することにもこだわった。「(部屋は)相撲が強くなる場でもありますし、人間としての成長する場でもありますから。相撲だけでなくいろいろな要素を取り入れて、力士としていろんな文化とかそういうのを常に感じられる部屋にしようと思ったので、中にもいろいろ工夫はしてあります」と同親方。その1つとして1階から2階に向かう階段の壁紙には、平安時代と江戸時代の相撲の様子を描いた錦絵を掲示。消臭や防臭効果がある壁紙にするなど、弟子たちの健康面にも配慮したという。

 本格的に部屋が完成し、弟子の育成にも力が入る。新米師匠は「稽古場もシンプルに。でも明るく、稽古していても、きつい稽古をしていても色味だけは明るく、弟子の気分が上がる、稽古に集中できる、取り組めることを考えて作っているので。今は新しくてきれいですけど、どんどん稽古して味が出るぐらいね。どんどん稽古して、壁を汚してほしいと言ったらあれですけど、汗がしみていけばいいのではないかと思います」と力士たちの一層の奮起を願った。

 安治川親方が入門した当時、現在の伊勢ケ浜部屋は「安治川部屋」の名称だった。思い出の部屋名を復活させた同親方は「入門した部屋ですので、とても思い入れが強い。私がまた安治川部屋という名前をやらせていただいて感謝しているのと、これから名前を大きくしていくために頑張らないといけない気持ちですね」と言葉に力を込めた。

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