５日夜、福岡県水巻町のアパートの部屋で女性が死亡しているのが見つかり、警察は現場の状況などから事件に巻き込まれた可能性もあるとみて詳しく調べています。
５日午後４時半ごろ、「水巻町に住む５０代の女性と連絡が取れない」などと職場の同僚から警察に通報がありました。
警察が５日夜８時半ごろに水巻町二東のアパートの部屋を訪ねたところ、女性が居間で倒れているのが見つかりその場で死亡が確認されました。
警察によりますと、女性に目立った外傷はなかったということですが、警察は現場の状況などから事件に巻き込まれた可能性もあるとみて、身元の確認を進めるとともに遺体の状況を詳しく調べています。
このアパートに住む女性は１人暮らしで、今月２日に職場に出勤したあと、３日以降、同僚が電話をしても連絡が取れない状況が続いていて、５日は会社を欠勤していたということです。
また、アパートの部屋の鍵は施錠されていなかったということです。
一方、このアパートの窓から女性が倒れているのを見つけたという近所に住む男性は「女性はうつ伏せに倒れていて、テーブルの下に入り込んでいた。家の中は散らかった状態で、引き出しも開けられていて泥棒が入ったみたいな感じだった」などと話していました。
現場はＪＲ筑豊本線の東水巻駅から西に７００メートル余り離れた住宅地です。
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