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Sunday, October 22, 2023

民家で大麻を大量栽培、5部屋で714株…「生活感ない人が出入り」と情報提供 - 読売新聞オンライン

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 千葉県八千代市内に借りた民家で大量の大麻草を栽培したとして、県警は19日、八千代市の自称建築業の男(39)と、船橋市、無職の男(27)を大麻取締法違反(営利目的共同栽培)の疑いで逮捕した。室内から714株の大麻草も押収した。一戸建てなどでの大量栽培は増えており、県警は雨戸が閉められたままの部屋などを見つけたら情報提供するよう呼びかけている。

 発表によると、2人は9月28日頃、八千代市勝田台の木造2階建て民家で大麻草194株を営利目的で栽培した疑い。民家は今年3月から借りていた。県警は2人の認否を明らかにしていない。

 県警は、民家の1階と2階の計5部屋で714株の大麻草を確認した。栽培に使う大量の照明設備も押収した。

 この民家を巡っては7月下旬、「生活感のない人の出入りがある」と県警に情報提供があった。県警が捜査を進めたところ、雨戸やカーテンで一日中、窓が閉めきられていた。一方で、室外機が常に動いているなど、大麻草栽培が疑われる状況が確認できたという。

 県警は9月28日に民家を捜索。室内から乾燥大麻が見つかったことから、2人を同法違反の疑いで逮捕。30日、同法違反(営利目的共同所持)の疑いで千葉地検に送検していた。

 近年は、住宅街の一戸建てやマンションの一室といった身近な場所が大麻草の「栽培工場」として悪用されるケースが増えているという。県警薬物銃器対策課によると、県内では今年、浦安市のアパートや市原市の2階建て民家で、大量栽培が確認された。

 身近な場所で栽培されるのは、覚醒剤のような化学合成品と異なって高度な設備や専門知識が必要ないためだ。近所づきあいが希薄になって発覚しにくくなっていることも、増加の要因とされる。

 栽培には光量の調整が必要なため、雨戸が閉められたままになっていたり、窓に遮光カーテンが引かれていたりする。目張りされていることもある。一方で、大量の電気を必要とすることから、電気メーターが速く回っていたり、常にエアコンの室外機が回っていたりする。

 同課は「住宅街にそぐわない見た目の人間の出入りなど、大麻栽培の可能性を感じたら迷わず情報を寄せてほしい」と話している。

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