ステーキチェーン「いきなり!ステーキ」の運営会社は、ステーキ専用の調理器具を備えたキッチンカーによる移動販売を先月から都内で始めています。
3日は、東京 墨田区のマンションの前で、午前11時ごろからキッチンカーの営業を始め、次々と客が訪れていました。
購入した70代の女性は「肉が好きですが、自宅では上手に焼くことができず近くに飲食店も少ないので、こういう形で食事が楽しめるとありがたい」と話していました。
ペッパーフードサービスの徳田隆弘次長は「予想以上の反響を感じている。今後、車両の台数も増やしていきたい」と話していました。
一方、ファミレス大手の「デニーズ」は、レストランとしては閉店した東京 渋谷区の店舗の駐車場に移動販売車を出し、店舗のちゅう房で調理した弁当の販売を先月から始めました。
この会社は、今後は店の駐車場だけでなく、オフィス街などランチの需要がありそうな場所にも移動して販路を広げたい考えです。
デニーズを運営するセブン&アイ・フードシステムズの※スギ谷大樹さんは「感染拡大で来店をためらう人もいる中、私たち飲食店側は店で客を待つのではなく、みずから客の近くに行くことが必要だと考えた」と話しています。
※スギは木へんに「久」。
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