ステイホームが日常になった今、家を居心地よく整えることは、家族はもちろん自分の心とからだを守るためにも最優先事項です。 もっと快適でもっと暮らしやすい空間は「片づけ」で実現! まずはプロによる手ほどきで、くわばたりえさんが挑戦しました。
がんばらない片づけ5カ条
がんばらない【1】 一人でがんばらないで家族と話し合う。 掃除しやすい家にしたい、友人を呼べる家にしたいなど、家族みんなが片づけたくなる強い動機と理想の暮らしが見つかれば、一人でがんばる必要がなくなる。 がんばらない【2】 家全体の部屋割りを見直すのが近道! 今からこの家に住むならどんな部屋割りにするかを考える。共有スペースと個人スペースに分け、使う人のモノをその部屋に集める。共有スペースに個人のモノを置かない。 がんばらない【3】 考えながら片づけない。考える時間と実際動く時間は別。 「まず動きだす前に考えをまとめ、処分するもの、人にあげるものなどシールを貼って一目でわかるようにします。そのあとで、家族みんなで片づけを始めるとラクですよ」 がんばらない【4】 収納ボックスや収納ケースをいきなりセットで買わない。 最初に収納されているものを全部出してみる。モノを選び、収納場所をきちんと決めたあとで、収納場所のサイズを測り、必要なボックスやケースを計画的に買うように。 がんばらない【5】 不要なものを捨てるより使っているものだけ残す。 ふだん使用頻度が高いものを選ぶことが大事。捨てると考えず、無理せず家まで取りに来てもらえる買い取りサービスや寄付を利用し、心の負担なく効率的に手放す。
棚の最上段にはお弁当グッズ。奧にあるので取りにくい。
すき間がもったいなくて、とりあえず紙ものを入れている。
手製の箱には、3人の子どもの水筒。お母さん、がんばってます。
「先生、私も自分なりに工夫はしてるんですよ。それでも片づかないのはなんででしょうか?」 片づけアドバイザーの石阪京子さんに真剣に相談する、くわばたりえさん。 「牛乳パックで仕切りを作ったりとがんばっていますよね。だけどもっといいやり方があるんです。がんばらなくても片づく、リバウンドしない方法が」 そこで石阪メソッドの登場! できれば家族全員で「3日間、合宿するつもりで」家一軒まるごと片づける。 「一時的に捨てても、またモノは増えてしまいます。それより必要なものだけ選ぶようにしましょう。買うときにもじっくり考えるようになるから、モノとのつき合い方が変わりますよ」 本日は、くわばたさん宅のキッチンの収納棚と、キッチンカウンターまわりの収納を片づけることに。 まずは「バックヤードの全出し」。棚に入っているものをすべて床に広げ、ふだん使っているものだけを選択。 残すものが決まったら、棚のサイズに合わせて用意した無印良品の「ポリプロピレンファイルボックス」に。グレーホワイトの色も、デザインもシンプルで丈夫。定番のアイテムなので買い足すことができ、結果長く使えるというメリットが。「私は家具と思って使っています」と石阪さんのおすすめ。 「中が見えないと、なんか不安」と言うくわばたさんに、マスキングテープに中身を書いて貼るだけというラベル作りを伝授。「こんなに簡単でいいんやね」と食品の種類ごとに次々と名前を書いて貼って、仕分けていく。 防災備蓄の水や食品などふだん使わないものを奧へ、よく使うもののボックスは手前に配置。棚の奥行きがありすぎる、の悩みも上手に活かせた。 「細かいものがみんなボックスに収まった。これなら家族みんながわかる!」 2時間ほどで、キッチンまわりの収納がスッキリ見違えるほどに片づいた。 くわばたさん、どんな気分ですか? 「見えない場所は適当でいいと思っていたけど、扉を開けてスキッと片づいているとテンション上がりますね! 牛乳パックや100均を卒業して本格的にやりたいです。ほかの部屋も早く片づけたくなってきました」 「このメソッドでは、子どもも参加して自分で片づけられるようになるので、自立します。すごく成長するし、家族関係も自然に良くなるんです」 石阪さんのひと言に、また背中をグイッと押されたくわばたさん。 「いいことばっかりですね。今度こそ、最後の片づけにするぞ~」
からの記事と詳細 ( くわばたりえさん、5人で暮らす、自宅キッチン収納棚の片づけを公開!(クロワッサンオンライン) - Yahoo!ニュース )
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