▼輪島の航空石川
石川県輪島市の日本航空高校石川を運営する日本航空学園(山梨県)は、ロシア軍侵攻でウクライナから避難した高校生を同校で受け入れることを決めた。外国人留学生を多く受け入れてきたノウハウと寮などの施設を活用し、戦災に見舞われた生徒たちを支援する。同校によると、県内初の取り組み。同学園は出入国在留管理庁に避難民を受け入れることを申し入れ、準備を進めている。航空石川の寮には四十人分の空き部屋があり、住まいとして提供できる。具体的な受け入れ人数などは調整中。同学園は山梨、新千歳空港(北海道)のキャンパスでも同様の支援を実施する。
航空石川は開校した二〇〇三年から留学生が在籍し、集中的な日本語指導が可能。本年度は十九日現在、ベトナム、モンゴル、トンガなどから四十七人を迎えている。ウクライナの生徒は英語も交えつつ日本語を習得し、習熟後は日本語の通常授業に参加する。
同校のある同学園能登空港キャンパスの梅沢慶臣(やすたか)学園長は「まだ何人が就学希望するかも分からないが、安心、安全に勉強できる環境を提供するのが私たちにできることだ」と話した。(日暮大輔)
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