【最新版】英会話スクールランキング、満足度No.1は…
いま英会話スクール選びに迷っている人、近い将来英語をしっかり学ぶ予定の人は必見! 実際の利用者に聞いた「英会話スクール」満足度ランキング
からの記事と詳細 ( 【紅白リハ】SEVENTEENバーノン、けん玉チャレンジに緊張「部屋でもずっと練習」 - ORICON NEWS )
https://ift.tt/Lyklv4c
いま英会話スクール選びに迷っている人、近い将来英語をしっかり学ぶ予定の人は必見! 実際の利用者に聞いた「英会話スクール」満足度ランキング
大相撲の大関霧島(27=陸奥)が、兄弟子の門出を祝福した。
28日、東京・時津風部屋へ出稽古に訪れ、大栄翔、阿炎、錦木と相撲を取り16勝2敗だった。稽古後には元横綱鶴竜の鶴竜親方が年寄の「音羽山」を襲名し、東京・墨田区に音羽山部屋を新設したことについて言及。所属していた陸奥部屋から独立して新たなスタートを切った兄弟子への惜しみない感謝を述べ、初の綱とりに挑む初場所(来年1月14日初日、東京。両国国技館)でその恩に報いる決意をのぞかせた。
前日27日に日本相撲協会は鶴竜親方が年寄・音羽山を襲名し、独立して音羽山部屋を新設することを承認したと発表した。一夜明けて報道陣から問われた際に、霧島は「部屋が一緒になってからかわいがってもらえて、稽古の相手をしてもらうようになった。体重が増えないときがあったけど、自分のためにいろいろと考えてもらった」と回想。地力をつけていく上で、その存在は大きかった。
惜しみないサポートの数々を挙げるとキリがない。今年1年にわたり、初優勝、大関昇進、そして2度目の優勝という常勝街道をたどる上で、いつも近くで支えてくれた1人が同じモンゴル出身の鶴竜改め音羽山親方だった。「親方の引退相撲の時には新大関になると言って(約束を)守れた。今回もそうやって頑張りたい」。
3週間を切った初場所で綱とりに成功する。それが一番の恩返しになると信じて稽古に励む。【平山連】
置き方、色の組み合わせ、素材感など、素敵なインテリアのコツはさまざまあります。また、新たにモノを買い足して、素敵にしてゆくイメージもありますが……? ひでまるさんのおすすめは「なんでもいいので、1つ主役を決めること」。なにかを買い足す必要はありません。
また、部屋の主役は「好きなモノ」でOK。オブジェやポスター、植物、また「多くの方は自覚していませんが、ソファやテーブルが好きな場合も多いです」とのことです。
「好きなモノを主役にした部屋は好きな空間になるという“ルール”です。自分が大好きで、ずっと見ていたいモノはなんでしょう。そして、その主役がよく見えて、映える場所はどこでしょう。これをまず、考えてみます」(以下「」内、ひでまるさん)
例えばリビングで、自分がよく座る場所は? そこからどこに「好き」があれば、よく見えますか? モノや部屋の配置を変えるのも「好き」が主役の部屋作りのポイントになるそうです。
「どこに主役を配置するかは、人の目線がどのように動くかがカギです。
人は部屋に入ると、まず正面を見ます。そのあと、左から右に視線が動きます。ですから、正面と左側でお部屋の印象は作られるといっても過言ではありません」
このコツを利用して、ごみ箱や書類ラックなどの“あまり目立たせたくないモノ”を目立たせないようにすることもできます。
「部屋に入ったときに目につきづらい場所や、自分がよく座る場所から死角になる場所を探してください。死角に目立たせたくないモノを置くと、部屋の印象が変わったり、落ち着く空間になるはずですよ」
どうも主役が目立たない場合は、モノが集まりすぎているのかも?
「飾り棚に“好き”なモノを置く方も多いでしょう。それ自体はよいのですが、飾り棚には、アート、お土産、写真など、とにかく飾りたいモノが集結しているパターンが多い。“とりあえず置くゾーン”になりがちなんです」
飾り棚には“好き”のみ。部屋の見せ場を作ります。そして部屋全体を、その見せ場を中心にスタイリングしていきます。
「潔く削ぎ落とすことも大事です」
部屋の主役を好きな色にするのもアリ。しかし「色を主役にするのは案外難易度が高い」と、ひでまるさん。
「例えば、ブラックを基調としたお部屋にしたい場合。革でテカテカしてるブラックのソファーなのか、ファブリックでできた北欧っぽいソファーなのか、系統を定めないとばらばらな印象になります。
私の書籍では、お部屋の色は3色に絞るという“ルール”をご提案していますが、やはり色よりモノで部屋を作っていくのが最初はやりやすい。
“好き”が主役の部屋ができたら、“好き”に使われている1色を部屋のアクセントカラーにしてみるとか、“好き”が目立つようほかの色を決めていく……というふうにするとうまくいくと思います」
素敵なインテリアは1日にしてならず。だからこそ楽しくて、自分の“好き”とも徹底的に向き合える。ひでまるさんから教わった“ルール”で、自分だけの大好きな部屋作りをしてみませんか?
【取材協力】
安藤秀通さん
Room Stylist、整理収納アドバイザー。「ひでまる」として、東京都杉並区の築35年、47㎡のリノベマンションでの男性パートナーとの2人暮らしを、SNSを中心に発信。幅広い世代に話題を呼ぶ。ディズニーストアや美術館、水族館のミュージアムショップで8年間VMD(ビジュアルマーチャンダイザー)を学んだ経験を活かしたルームスタイリングは、数カ月先まで予約が埋まるほど。部屋作りの情報を詰め込んだルームツアー付きセミナーを自宅にて開催し、人気を博している。セミナー、コラム執筆など、多方面で活躍中。2023年11月に初となる著書『47㎡、2人暮らし 大好きだけが並ぶ部屋作り』(小学館)を発売。
『47㎡、2人暮らし 大好きだけが並ぶ部屋作り』著/ 安藤秀通(ひでまる)(1,650円税込み・小学館)
センスはいらない、部屋はルールで整える!
インテリアの提案がツボすぎる!と、SNSでも大人気のルームスタイリスト・整理収納アドバイザー、ひでまるさん。『NHK WORLD JAPAN』 でも話題になり、インスタグラムのフォロワーは9.5万人!注目の集まる中、本名の安藤秀通として、初の書籍です。
この本では、45 個の“ひでまルール” をご紹介。今より必ず部屋が大好きになれる“ルール” です。読みながら自分と向き合う、癒しの時間を過ごしませんか?
兵庫県出身、浅草在住。一児の母。主に食や体のことなど、生活にまつわる地に足のついた企画を、雑誌や書籍、WEBメディアなどで編集・執筆する。
順位通算選手最終日合計
1-15蟬川 泰果-2265
2-14金谷 拓実-3266
2-14中島 啓太-1266
4-12宋 永漢-2268
5-10稲森 佑貴-5270
6-9谷原 秀人-1271
7-8石川 遼+3272
7-8小木曽 喬-2272
9-6今平 周吾-3274
10-5佐藤 大平-3275
順位通算選手最終日合計
1-10山下 美夢有-2278
2-7髙橋 彩華-2281
3-6森田 遥0282
4-5申 ジエ-3283
4-5古江 彩佳-3283
6-4鈴木 愛-1284
7-3穴井 詩0285
7-3川岸 史果-4285
7-3蛭田 みな美+2285
7-3ペ ソンウ-3285
順位通算選手最終日合計
1-26リディア コ-6190
1-26ジェイソン デイ-6190
2-25ブルック ヘンダーソン-9191
2-25コリー コナーズ-9191
3-24ルードヴィッヒ アベルグ-12192
3-24マデリーン サグストロム-12192
4-23デニー マッカーシー-7193
4-23メガン カン-7193
4-23ネリー コルダ-5193
4-23トニー フィナウ-5193
順位通算選手最終日合計
1-26リディア コ-6190
1-26ジェイソン デイ-6190
2-25ブルック ヘンダーソン-9191
2-25コリー コナーズ-9191
3-24ルードヴィッヒ アベルグ-12192
3-24マデリーン サグストロム-12192
4-23デニー マッカーシー-7193
4-23メガン カン-7193
4-23ネリー コルダ-5193
4-23トニー フィナウ-5193
日本相撲協会は27日、引退後も現役時代のしこ名のままだった鶴竜親方(38=元横綱)が、年寄「音羽山」を継承、襲名すると発表した。併せて、鶴竜改め音羽山親方は陸奥部屋から独立し、東京・墨田区内に「音羽山部屋」を新設することも発表された。ともにこの日、持ち回りの理事会で承認された。
鶴竜は21年春場所限りで現役を引退した。横綱は引退後、5年に限り、現役時のしこ名で年寄として相撲協会に残ることが可能。この特権を使い、引退時に所属していた陸奥部屋で、部屋付き親方として指導していた。
鶴竜は現役時代、元関脇逆鉾の井筒部屋に入門したが、元逆鉾が19年9月に58歳で急死したことを受けて、陸奥部屋へと所属変更していた。新設される音羽山部屋には、旧井筒部屋時代から同部屋で付け人も務めていた42歳の三段目鋼(はがね)と、今年3月の春場所で初土俵を踏んだ16歳の序ノ口竹内の力士2人、旧井筒部屋時代から同部屋だった床山の最高位、特等床山の63歳床鶴の計3人が、一緒に移ることになった。
陸奥部屋は、師匠の陸奥親方(元大関霧島)が来年4月に65歳の定年を迎える。その後は誰か別の親方が部屋を継承するのか。継承されないのであれば、鶴竜の音羽山部屋に転属となる力士、床山以外の、陸奥部屋の相撲協会員は、どの部屋に転属となるかなどは未定となっている。
家族みんなが顔を合わせて過ごす家。リビングやダイニングなどに皆で集まる喜びがある一方で、ママが「一人になりたい」と感じる瞬間もあるでしょう。皆さんは自分だけの部屋を持っているでしょうか。先日ママスタコミュニティに寄せられたのは「自分の部屋ってありますか?」と題したこんな投稿です。
『戸建住宅住みですが、私の居場所はリビングとキッチンです。旦那と子どもには各々個別に部屋があります。たまに旦那や子どもがいつまでもリビングにいると、イライラしてしまいます。主婦の皆様は自分専用の部屋をお持ちですか?』
この投稿にどのような回答が寄せられたのでしょうか。
投稿者さんのように自分の部屋を持っていないママたちからは「ほしい」、「マンションで部屋数が足りないからない」といったコメントが出ています。
『作ればよかったよ。まさか旦那が在宅勤務になるとは思わなかった』
一方で自分の部屋があるママからの声も集まりました。
『持ってるよ。広くはないけど、狭さがいい感じなんだよ』
『持ってる。2階の16畳の和室。ミニ冷蔵庫にこたつ、湯沸かしポットにテレビがある。ドアを開けたら洗面所とお手洗いもある。絨毯を敷いてベッドを置いてる』
『1人1部屋なので夫も私も個室あり。快適。適度な距離感、大事よね』
一人暮らしのようにテレビもベッドも冷蔵庫もある個室を持つママから、狭いけれども秘密基地のようだからと自室を気に入っているママも。広さは関係なく、誰にも邪魔されないスペースがあることが、ママの心のよりどころやストレス解消になるのかもしれませんね。また自分の部屋を持つ意味について「家族と適度な距離が保てる」というメリットを挙げている人もいました。
『自分の部屋と言っていいのかわからないけど、夫婦の寝室だったところ、旦那が別部屋で過ごすようになったので実質私の部屋に。旦那のクローゼットはそのままなので、たまに旦那が来るけど』
夫婦で寝ることを想定した主寝室が、いつの間にかママだけの寝室になったケースも散見されました。子どもの夜泣き対応や旦那さんのいびきがうるさくて眠れない、夫婦の生活リズムが異なるなど、生活していく上で夫婦別室になることもあるのでしょう。
『最近物置にしてた部屋を片付けて、私の部屋にしたよ! 狭いけどめっちゃ落ち着く。やっぱり1人になれる空間って絶対に必要だよ』
『5年前に引越したときに無理矢理作ったよ。それまでは私もキッチンやリビングでくつろいでた。1人になりたいときもあるから、これはもう絶対に作るべきだと思って。私の部屋が一番綺麗で可愛いよ』
自分だけの空間がほしくて、工夫して確保した人のエピソードも寄せられていました。注文住宅で家を建てる際にママの部屋も作ることを想定して部屋数を考えたり、部屋が余分にある物件に引っ越したりしたという人もいました。「自分の部屋なんていらない」、「どうせキッチンとリビングが自分のスペースになる」と思っていたものの、やっぱり自分の部屋がほしくなったママからのリアルな声。これから家の購入や引っ越しを考えている人は参考にできそうです。
『子どもがいなくなったら、子ども部屋を私の部屋にする予定』
『夫婦の寝室のクローゼットのスペースを一部空けて、クッションと小さなテーブル置いて隠れるように過ごすときがある。ライト引っ張ってきて。結構落ち着くんだよ』
『洗面所にアイロンをかけたり洗濯物を畳んだりする場所がある。ミシンも使えるスペースになってて、そこが私の居場所になってるかも。1人になりたいときはそこでテレビ観たりしてるわ 』
ママたちが自分の部屋を持っているかどうかを聞いた今回の投稿。投稿者さんのように自室がない人もいましたね。一方、ママたちが自分のスペースを作るために工夫をしていることも知ることができました。
広い個室があれば嬉しいかもしれませんが、自分の好きな物を置いてリラックスできる場所があるだけでもいいですよね。クローゼットの一部をちょっとした自分だけのスペースにしたり、洗面所の端で自分が好きなことをができるようにしたり。工夫次第でママ専用の空間作りができるようです。自分の部屋がほしいなと思うママは今回寄せられたコメントを参考に、自分だけの場所づくりをしてみるのはいかがでしょうか。
文・AKI 編集・ササミネ イラスト・Ponko
数年前のお話です。私(ミホ)は夫(アツシ)と息子2人(ケント・中学2年生、タクマ・小学5年生)の4人で暮らしています。夫の実家は同じ県内ですが少し離れていることもあって、そこそこ距離感を保ったお付き合...
※<夫の食費が15万!>大食いで大酒飲み、浪費家な夫「貯金できず生活が苦しい……!」【前編まんが】数年前のお話です。私は地方都市に住むパート勤務のミナ。小1と年中の子どもがいます。夫コウジは地元の会社で管理職をしており、この地域の水準ではお給料はわりと良い方だと思います。でも夫にかかる食費や飲み代...
※【月6万で!家賃を学費に?】12歳下の義弟と同居生活!?突然すぎますッ!<第1話>#4コマ母道場わが子が頑張っていることがあれば、親としてできるかぎり応援してあげたいですよね。しかしさまざまな理由で子どもの夢を応援することが難しい場合もあります。特に家を出て進学するとなったとき、気になるのが経済...
スタジオに登場すると同時に、「こんにちは。初めまして、僕はアン・ヒョソプです」と日本語であいさつし、「スゴイ!」と黒柳を喜ばせる。初のトーク番組となる『徹子の部屋』への出演を決めた理由を聞かれ、「長い間続いている長寿番組に出演できることを、大変光栄に思っています。私は4年間、ずっとドラマ撮影だけしてきたので、『徹子の部屋』に出演することでファンのみなさんにごあいさつできたらと思いました」と、その思いを打ち明けた。
トークは日本の印象やデビューのきっかけ、子ども時代の夢や最近の趣味など幅広い話題で盛り上がり、ファンミーティングの映像や幼いころの写真、愛猫の画像も公開。これまであまり明かされることのなかった素顔に迫っていく。
そんな中、「ご自分の強みは何だと思いますか?」と問われたアン・ヒョソプが、「慎重さや正直さ。遠回しに何かをいうことや、嘘がキライです」と答えると、黒柳は「正直ってとても素敵だと思います。私たちはとてもいいお友だちになれるんじゃないかしら」とニッコリ。心の深いところでわかりあえた2人はさらに話を弾ませ、アン・ヒョソプから黒柳に“逆質問”する場面も。
収録でのトークは通訳を通じて行われたが、待ち時間にはアン・ヒョソプと黒柳が英語でやりとりを交わす姿も。最後は「招待してくださってありがとうございました」と日本語で感謝のメッセージを伝え、黒柳を感激させていた。収録を終えたアン・ヒョソプは、「トーク番組への出演は初めてでしたが、とても温かい雰囲気で迎えてくださったおかげで順調にお話ができ、短いひとときでしたが、とても楽しい時間でした」と、トークの感想を笑顔で告白。
黒柳の印象を聞くと、「徹子さんはどこかお母さんのように温かく、自分から近づいていけるような印象がありました。初めてお会いするのに、まるで久しぶりに会って話すような、そういう楽しさがありました。そして、笑顔がとても美しいですね」と温かいまなざしに感謝するとともに、「私はどういった分野であれ、長く、最後まで続ける人に尊敬心を抱きますが、今回、まさしくそのとおり生きていらっしゃる徹子さんとお会いすることができてとても光栄に思います」とリスペクトを語った。
そんなメッセージを受け取った黒柳は「アン・ヒョソプさんがとてもやさしく答えてくださったので、トークも弾み、とても楽しかったです。彼はとにかくものすごく素敵な方で、とても正直な方。私たちはいいお友だちになれそうだなと思いました」と、人柄を絶賛していた。
■黒柳徹子 コメント■アン・ヒョソプ コメント
――『徹子の部屋』収録の感想を教えてください
トーク番組への出演は初めてでしたが、とても温かい雰囲気で迎えてくださったおかげで順調にお話ができ、短いひとときでしたが、とても楽しい時間でした。
徹子さんはどこかお母さんのように温かく、自分から近づいていけるような印象がありました。初めてお会いするのに、まるで久しぶりに会って話すような、そういう楽しさがありました。そして笑顔がとても美しいですね。
――『徹子の部屋』の存在はご存知でしたか?
実は日本に長く住んでいる友人がいまして、その友人を通じて『徹子の部屋』については、なんとなく聞いておりました。ただ、その頃、私はまだ日本のテレビについてよく知りませんでしたので、今回ご招待をいただいて「エッ!これってあのとき話していた番組かな」と驚きました。
――黒柳さんにあらためてメッセージをお願いします
私はどういった分野であれ、長く最後まで続ける人に尊敬心を抱きますが、今回、まさしくそのとおり生きていらっしゃる徹子さんとお会いすることができてとても光栄に思いますし、またうらやましいとも思いました。私もやはり俳優として、長く長く演技を続けていきたいと思っております。
――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします
無理やり作りだす対話などではなく、自然な雰囲気の中で私の素顔を引きだしてくれる、そういう番組の雰囲気がとてもいいなと思いました。私自身、とても楽な気持ちでこの番組になじむことができましたので、そういったところを視聴者のみなさまが感じてくださったらいいなと思っています。
シーズンごとに新しい商品から目が離せないファミリーマートのコンビニエンスウェア。靴下やTシャツだけでなく、カーディガンなどコンビニで手に入るとは思えないラインナップと高いクオリティで人気です。12月5日から新たにスウェットトレーナー、スウェットパーカー、スウェットパンツが登場しました。
これは気になる...ということで外出時に見かけたファミマをチェックし続け、スウェットトレーナーとスウェットパンツをゲット。
コンビニエンスウェアのいつものパッケージで販売されている「スウェット パンツ」(税込2,990円)と「スウェット トレーナー」(税込2,990円)。
どちらもM、Lの2サイズ展開で色は黒のみ。出してそのまま着ようとすると結構シワが目立つので着る前にアイロンをかけました。小さく折りたたまれて販売されているので部屋着ではなく普段着として着たい方は要注意。
身長175cmでLサイズを着用しています。ヘビーウェイトのUSAコットン素材が使用されていて裏地はパイル地。12月から販売された商品ですが、春や秋にサラッと着たい生地感です。スウェット トレーナーは今の時期でも上からアウターを着るので活躍してくれますがスウェット パンツは真冬の屋外だと寒いですね。
スウェット トレーナーにはファミマだとわかる柄等がありませんが、スウェット パンツにはウエスト調整用の紐にファミマカラーがポイントで入っています。ちなみにスウェット パーカーの紐も同様。さり気なくポイントで入っていて遊び心がありますね。
スウェット トレーナーは肩が少し落ちたリラックス感のあるシルエット。裾と袖口のリブの締め付けも緩めで締め付け感がありません。
コンビニで販売されてる衣類は「急に必要になったから間に合わせで買う」というイメージが強いのですが、「わざわざ買いたい」と思える1着です。
ゆったりとしたシルエットのパンツとの相性が良く、タウンユース用としても、ルームウェアとしても活躍してくれる便利な1着。カラーバリエーションが黒のみなのでグレーのようなスウェットの定番色も追加されたら嬉しいですね。
Photo: OGMAX
稽古終わりには同親方の提案で、コロナ禍で取りやめていた道場訓の唱和を再開した。連合艦隊司令長官だった山本五十六の言葉「男の修行」。苦しい、言いたい、不満、腹の立つ、泣きたい―。「これらをじっとこらえていくのが男の修行である」。声をそろえて、師匠に思いをはせていた。
関連キーワード
[unable to retrieve full-text content]
「師匠は見ている」=錣山部屋、遺影の前で本格始動―大相撲 時事通信ニュース12月25日~12月28日に放送される黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系、月~金曜午後1時)のラインアップが発表された。25日は歌手の細川たかしさん、26日は俳優の後藤久美子さん、27日は司会者の羽鳥慎一さんとコメンテーターの玉川徹さん、28日はタレントのタモリさんが出演する。
73歳の細川さんは、元気の秘訣(ひかつ)として、毎朝500ミリリットルの水を飲むことや肉を食べること、スキーなど運動をすることだと明かす。
後藤さんは、元祖「国民的美少女」と呼ばれ、来年50歳を迎える。3人の母となり、長女と長男は独立、夫と次男と共にスイスで暮らしているという。
羽鳥さんには小学2年生の娘がいるという。歴史が好きで、お城を巡るスタンプラリーをしていると語る。玉川さんと一緒に田んぼを借り、家族ぐるみで田植えや稲刈りを楽しむという。
年内最後のゲストはタモリさん。黒柳さんが「森田一義アワー 笑っていいとも!」(フジテレビ系)に出演した際、ほとんどのコーナーを飛ばし、しゃべり続けたというエピソードをタモリさんが語る。
生きていくこと、それは他人との距離感を学んでいくことなのかもしれない。川上佐都『今日のかたすみ』(ポプラ社)は、まさに自分と他者との距離を言葉にした作品だった。
本作は“部屋”、“家”を舞台に、そこで織りなす若者たちの悩みや喜び、成長を瑞瑞しく描いた連作短篇集だ。
同棲をはじめたものの、互いの価値観の相違に戸惑う「愛が一位」、離婚で別居していた父の家に数日間泊まることになった女子中学生を描いた「毎日のグミ」、男三人の同居生活とその顛末を描いた「避難訓練」、女子大生がひょんな事から隣室の女性を部屋に泊めたことで芽生えた友情「ピンクちゃん」、高校時代の友人たちに手伝ってもらって引っ越し先で荷ほどきを始めた男性の話「荷ほどき」。
「部屋」というものは、個としての自分を内面からその外側に、形あるものとして築くことができる空間である。そして部屋は時が経てば経つほど部屋主の個が隅々まで染みわたってゆく。「愛が一位」では遙(はるか)の部屋に住むようになった恋人の百ちゃんは、遙の部屋を自分の色に染めていくが、まるで部屋主である遙の世界を自分の世界と混ぜ合わせようとするかのようだ。「毎日のグミ」では、両親が離婚したために実の父である“滝さん”が独りで住んでいた一軒家に娘である中学生の緋名(ひな)が数日泊まることになるが、“滝さんの家”もまた、父であった人の世界と少女の世界が家を介して交錯する。
現代において、人と人との関係はかつてないほどの繊細さをもって営まれ、それは「距離感」という言葉で表される。本作ではその心の距離感が部屋という空間においては常に近しいからこそ明瞭に映しだされ、登場人物たちの心の動きが強烈に読者に伝わってくる。
短篇のなかでも、心が温まると同時にどこか寂しさが同居する「ピンクちゃん」はとくに素晴らしい。木造二階建てのアパートに暮らす女子大生の朱夏(しゅか)のもとを隣人の女性中原さんが訪れる。中原さんは自分の部屋のカギが壊れているので朱夏の部屋に一晩泊めてほしいと頼んできたのだ。ずうずうしい隣人をいぶかしく思いながらも渋々自分の部屋に泊めることになった朱夏と中原さんの関係は、果たして不思議な友情へと発展していくことになる。大学で友人も作らない朱夏と、彼女との距離感を一気に詰めてくる隣人の中原さんのこのコントラストは本書のテーマを強く印象付ける一篇である。
一方は距離を狭めようとし、もう一方は距離を置こうとする。「部屋」という空間は、そうした部屋主と訪れた人とのあいだに存在する距離感を歪めてしまうものなのかもしれない。だからこそ百ちゃんは遙の部屋からふたりで引っ越すことで、ふたりのアンバランスな距離を対等にしようとしたのではないか。だからこそ緋名は友人や彼氏を“滝さん”の家に呼ぶことで父との正しい距離に自分を置こうとしたのではないか。
『今日のかたすみ』は、“部屋”にいることの心地よさや不自由さの機微を描き、そして成長の寂しさに触れることができる稀有な連作短篇集である。
文=すずきたけし
[unable to retrieve full-text content]
タモリ (c)テレビ朝日 [画像ギャラリー 2/3] - お笑いナタリー お笑いナタリー目次
「工藤夕貴、久々に見たら誰か分からなかった」
「元気にされてたんだと安心したけど、顔全然違くない!?」
長寿番組「徹子の部屋」に出演した工藤夕貴(公式インスタグラムより)
英語が堪能で“国際派女優”として活躍している工藤夕貴(52)。そんな彼女が先日、トーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)にゲスト出演すると、冒頭のようにネットをザワつかせたのだった……。
工藤は今年12月20日、人気トーク番組『徹子の部屋』にゲストとして出演した。番組内では自身の歩んできた道のりを語ったり、父親で演歌歌手の井沢八郎(享年69)のヒット曲『あゝ上野駅』を熱唱。SNSでは「相変わらず綺麗」「昔と変わらない美声」と懐かしむコメントも少なくなかった。
一方では、こんな声も上がっていた……。
《同年代で好きな女優さんですが、彼女と気付かなかった》
《年齢もあるのかもしれないけど、前見たときと顔が変わっていてショック》
などと、ビジュアルの変化を指摘する声も散見された。
返信希望の読者のお便りにこの記事で返信します。
この方の問題は、すでに必要最低限のものしか持っていないけど、部屋がすっきりしないことです。
まずメールをシェアしますね。差出人はMomoさんです。
量は少なくとも種類が多いので減らすのが困難です。
例えば、服ならTシャツが山ほどあるなら簡単に減らせます。
でも、Tシャツ少し、スポーツ用少し、バレエ用少し、エレガントなもの少し、カジュアル、仕事用…と、減らすと困る種類がたくさんです。
気前よく減らしたあと、あれ? あったらよかったのに、と思うこともしばしばです。
文房具も、時々使っているペン、マジック、定規、コンパス、ノート、シャーペン、ノリ、付箋、クリップ、修正液などなどが、各1つづつしかない種類が沢山あります。
紙袋や紙袋、割りばしなども大量にあればあっさり捨てられますが、ほんの数本、数枚だけで、つまり家をすっきりさせたいなら必要なもの(種類)を捨てなくてはいけません。
物で大量にあふれてはいませんが、目指すのはモデルルームみたいなスッキリとした家です。
実際、このようなすっきりした家もありますし、棚を開ければあふれているとは思えないので、いったい少ない種類で(足りないもの)どうやって生活できているのか不思議です。
必要になる度に買うわけにもいきません。
Momoさん、はじめまして。お便りありがとうございます。
もう必要なものだけしか持っていないが、部屋がすっきりしない。どうしたらすっきりするか?
これがMomoさんの聞きたいことですよね?
この問題の解決法を5つお伝えします。
お便りに、「家をすっきりさせるためには、必要なものを捨てなくてはならない」と書かれているので、すでにMomoさんは、不用品は持っておらず、必要なものだけを所有していると仮定します。
それでもすっきり暮らせていないとしたら、所持品に対して、今の収納スペース、つまり家の大きさが小さすぎるのかもしれません。
もっと収納スペースのある家に引っ越せば、Momoさんの問題は解決します。
私は物を減らしたい人に、安易に大きな収納スペースを手に入れることはおすすめしていません。
部屋が広くなればなるほど、不用品が増えるからです。
しかし、必要最低限のものしか持っていないのに、すっきり暮らせないと悩むのであれば、器を大きくするのがベストの解決策だと思います。
「いきなり引っ越しなんてできない、もっと現実的な案を教えてよ」と思うかもしれません。
でも、引っ越しはそんなに難しいことではありません。
引っ越しするとき、手持ちの物を全出しするので、自分では忘れていた不用品を発見できることもあります。
収納の仕方がまずいから、部屋がすっきりしない可能性もあります。
極端な例を書くと、大中小の皿がそれぞれ1枚ずつあるとき、3枚重ねて食器棚に入れれば、皿1枚分のスペースに、収納できます。
しかし、1枚ずつ棚に置けば、より多くの収納スペースが必要です。
日本には、少ないスペースを有効活用できる機能的な収納グッズがたくさん販売されているので、そのような製品を利用して、手持ちのスペースの収納力をあげると、今よりすっきりするかもしれません。
ちなみに、「ペン、マジック、定規、コンパス、ノート、シャーペン、ノリ、付箋、クリップ、修正液」はどれも小さなものだからこの10個があったところで、そんなに邪魔にならないと思います。
用途が同じ10個の物でも、かさばるものと場所を取らないものがあります。
明らかにかさばって、無駄に収納スペースを取っているものがあったら、買い替えるときは、もっとコンパクトなものを選んでください。
この方法は時間がかかりますが、常にコンパクトなもの、軽量なもの、しまいやすいものを選んでいると、次第に所持品はかさばらなくなります。
食器で言えば、スタッキングができるものなら、数があっても、棚にきれいにおさまります。
逆に、形が独特で、重ねることが難しい食器は、これ1つのためだけに収納スペースを要します。
家具なら、折りたたみできるものを使えば、場所を取りません。
私が自室で使っている座り机と座椅子は共に折りたたみできます。
こちらに写真あり⇒物の置き場所が決まらず部屋がカオスです。どうしたらいいですか?
こうした家具を導入すれば、使っていないときは、部屋はとてもすっきりします。
多機能なアイテムも、収納スペースの節約になります。
ペンとシャープペンがあって、スッキリしないのなら、多機能ペンを1本使えばいいでしょう。
紙のノートではなく、デジタルのノートにしてしまえば、もう紙のノートを買う必要はありませんし、ペンもアップルペンシルかそれに類したペンが1本あるだけでOKです。
参考記事:
⇒『ものは少なく、幸せは多めに』~グラハム・ヒルに習う「小さく暮らす」メリット
自分は最低限しか持っていないと思うかもしれませんが、見方を変えるとまだ無駄な物を持っているかもしれませんので、もう一度手持ちの物を見直してください。
確かに、それぞれの物が少量でも種類が多ければ、かさばるし整理が難しいでしょう。
しかし、そんなにたくさんの種類を使う必要があるのか、考えたことがありますか?
「Tシャツ少し、スポーツ用少し、バレエ用少し、エレガントなもの少し、カジュアル、仕事用…と、減らすと困る種類がたくさん」とあります。
この場合、バレエをするときは、レオタードでないとまずいでしょう。
しかし、エレガントな服、カジュアル、仕事用と3つの用途に分ける必要があるでしょうか?
エレガントとカジュアルの間をとって、オフィスカジュアルの服を1枚用意すれば、ふだんの外出でも仕事でも使えます。
家にいるときは、Tシャツ(半袖のTシャツと長袖のTシャツをそれぞれ2枚ずつ)を着て、寒いときは、その上に羽織るものが2着ほどあればいいし、ボトムスはジーンズとレギンスがあれば問題ありません。
実は、これが私の服装で、通年で、Tシャツを着ており、寒さに応じて、その上にパーカーを着ています。
ミニマリスト主婦、筆子の14着の服を公開、写真つき(2020年夏版)
こんなふうに、少ない服をいろいろな場面で使い回せば、数はそんなに必要ありません。
細かい用途分けをすると、物の数が増えてしまいます。
これについては、この記事を読んでください⇒着るものを減らしているが、壁にぶつかってしまった。どうしたらもっと服を減らせますか?
衣類をTシャツ、スポーツ用、エレガント、カジュアル、仕事用の5種類に分けたとしても、それぞれを1着に絞ってしまえば、そんなに収納に場所は取らないので、各種類ごとに、ギリギリまで減らすのもいいと思います。
Momoさんは「モデルルームみたいなスッキリした家」に暮らしたいのですね。
この目標を見直して、すっきり度合いに関して多少妥協すると、今ほど「断捨離したい」とは思わないかもしれません。
それは具体的にどんな家なのでしょうか?
その目標は、がんばれば、実現可能ですか?
たくさんの種類の物を持ちながら、すっきりした家に暮らそうとするのは、ブレーキを踏みながら、アクセルを踏んでいるような状態だと思います。
以前も、似たような質問をもらったことがあります。
ベッドを入れたら、本棚が置けないけど、両方置きたい人⇒部屋が狭すぎて置きたい物を自由に置けない。解決法を教えて。
また使うかもしれないカーテンを複数持っているから、シンプルに暮らせない人⇒転勤族だから、「住まいが変わったらまた使うもの」を捨てることができず、スッキリ暮らせない。
こうした質問をする人に私は、部屋という器には限界があるので、スッキリさせたいなら、持ち物を減らすべきだし、持ち物を減らしたくないなら、スッキリ具合は、少しあきらめるべきだ、と言いたいです。
両方欲しいかもしれませんが、両方を100%叶えることは無理なので、どちらかで妥協してバランスを取るのが現実的な解決策です。
いま、「モデルルームみたいなスッキリした家」とGoogleの検索窓に入れて、画像検索してみましたが、出てきた部屋は、筆子的にはけっこう家具がありました。
それと、それぞれの部屋や家がとても広い印象です。
「モデルルームみたいなスッキリした家」が、「ただの殺風景な家」であるなら、物の数を減らすことで実現できます。しかし、私が、Googleの画像検索で見た家のように、洗練された家、おしゃれな雰囲気の家、かっこいい家であるならば、物を減らすだけでは実現しません。
内装の美しさは、その部屋の設計のセンスのよさ、使っている建築材、配色、そこに置く家具の統一感など、さまざまな要素で決まります。
ざっくり言って、床が広いほうが、洗練された部屋に見えます。
モデルハウスは広々としたところに建てられますし、窓から光もたっぷり入ります。これは、普通の家とは違います。
そんな家に住んでいる人はいるでしょうが、不動産にかなりのリソースを投下できる人たちだと思います。
その家の棚を開けても物はあふれないでしょう。収納スペースがたっぷりあるし、収納しやすく設計された家ですから。
・・・・Momoさん、以上の5点について、再度見直していただき、居心地のいい空間を追求してください。どうぞ、お元気で。
*****
モデルルームみたいな部屋に住みたいと思うかもしれませんが、そういう思いが募りすぎて、現実とのギャップに悩んでいるなら、私の「本当に心地いい部屋」を読んでみてください。
新刊『本当に心地いい部屋』4月14日発売のお知らせ:現在予約受付中。
不動産に大金を投下できない庶民でも、そこそこ心地よく暮らせるヒントを書いています。
順位通算選手最終日合計
1-15蟬川 泰果-2265
2-14金谷 拓実-3266
2-14中島 啓太-1266
4-12宋 永漢-2268
5-10稲森 佑貴-5270
6-9谷原 秀人-1271
7-8石川 遼+3272
7-8小木曽 喬-2272
9-6今平 周吾-3274
10-5佐藤 大平-3275
順位通算選手最終日合計
1-10山下 美夢有-2278
2-7髙橋 彩華-2281
3-6森田 遥0282
4-5申 ジエ-3283
4-5古江 彩佳-3283
6-4鈴木 愛-1284
7-3穴井 詩0285
7-3川岸 史果-4285
7-3蛭田 みな美+2285
7-3ペ ソンウ-3285
順位通算選手最終日合計
1-26リディア コ-6190
1-26ジェイソン デイ-6190
2-25ブルック ヘンダーソン-9191
2-25コリー コナーズ-9191
3-24ルードヴィッヒ アベルグ-12192
3-24マデリーン サグストロム-12192
4-23デニー マッカーシー-7193
4-23メガン カン-7193
4-23ネリー コルダ-5193
4-23トニー フィナウ-5193
順位通算選手最終日合計
1-26リディア コ-6190
1-26ジェイソン デイ-6190
2-25ブルック ヘンダーソン-9191
2-25コリー コナーズ-9191
3-24ルードヴィッヒ アベルグ-12192
3-24マデリーン サグストロム-12192
4-23デニー マッカーシー-7193
4-23メガン カン-7193
4-23ネリー コルダ-5193
4-23トニー フィナウ-5193
大相撲の元関脇寺尾で、17日に60歳で亡くなった錣山親方(本名・福薗好文)が初めて育てた関取の立田川親方(42=元小結豊真将)が、年寄「錣山」に名跡を変更し、部屋を継承する意向を明かした。
正式には日本相撲協会の理事会の承認を得て決定するが、錣山親方夫人や部屋の力士らと話し合い、まとまったことを報道陣に発表。15年初場所限りで引退後、部屋付き親方として後輩力士を指導してきた立田川親方は「師匠の指導、教えてもらったことを、今いる弟子たちに伝えていきたい」と力説した。
11月の九州場所前に、同場所を休場した錣山親方から電話で、事実上の後継者指名を受けていた。電話できる状態まで回復した際に「洋介(本名山本洋介)、部屋のことを頼むな」と告げられたと、声を詰まらせながら明かした。それが最後に交わした会話だった。
熱い人であったと述懐した。「新弟子検査で同期生が80人ぐらいいて、僕は不安だった。師匠は『お前は今、この80人で一番弱いかもしれない。でもオレと2人で、みんな抜かして一番上に立とう』と言ってくれたのが、すごく印象に残っている」と、また声を震わせた。師匠譲りの真っ向勝負を貫き、初日から14連敗しながら、千秋楽に初白星を挙げて2人で涙したこともある。気持ちで逃げて立ち合い変化など、目先の1勝を求めなかった弟子を、師匠が手放しで褒めてくれたことは忘れられない。
「本当に最高の師匠だった。相撲に対する情熱を教えてもらった。感謝の気持ちしかない」。かじ取りは託された。新生錣山部屋は、25日の初場所(来年1月14日初日、東京・両国国技館)の番付発表後から、本格的にスタートを切る。
『2人(匹)くらし。』©サエグサケイ/コルク
ハスキー犬のコロと暮らす、イラストレーターの藤木直哉(ふじき なおや)。
モフモフの誘惑と戦う藤木直哉(ふじき なおや)の日常ははたして――。
サエグサケイさんの新作マンガ「2人(匹)くらし。」
サエグサケイさんの最新公開記事をメールで受け取る 著者フォロー フォローした著者の最新記事が公開されると、メールでお知らせします。
ログインはこちら
白を基調にしたシンプルな部屋で暮らす30代女性「華」さん。実は生まれたときから実家は汚部屋。一人暮らしを始めてからも「散らかっているのは当たり前」。遊びに来た友人2人は荒れ放題の室内を見て「空き巣に入られてるよ」とあわてたほど。しかし家の中で年金手帳を紛失したことから一念発起。「あまりにショックで。ちゃんと片付けようと思いました」。そんな華さんが自身のSNSで発信し、注目を集めるのが「毎日5分で終わる」掃除術です。華さんに話を聞きました。
華さんがX(@hana__heya)で公開した「1週間の計画表」は、月曜日=トイレの消毒、火曜日=ベランダの掃き掃除、水曜日=電子レンジの中を掃除、木曜日=テーブルを専用クリームで磨く、金曜日=風呂の排水溝を掃除、土曜日=ガス台をピカピカに磨くーーという内容。曜日ごとに掃除場所を固定し、5分だけ掃除するというものです。
「汚部屋を脱出したら超きれいな部屋になり、維持したいから掃除がんばろうと思ったけど土日に一気にやろうとすると面倒でサボるので『毎日5分で終わる』にしてみた。そしたら掃除が簡単すぎで掃除してる自覚がないし、疲れてても「5分だしやっちゃお」とサボらなくなったのでこの戦略マジで最高」(華さんの投稿から引用)
大掃除シーズンということもあり、投稿はみるみる拡散。7千を超える「いいね」がつき、ユーザーからは「参考にします」「すばらしい計画表」「ありがたい」「まねしよう」など、感謝の声が続々と寄せられています。
華さんはこの方法を3年続けており、「私の場合は、分析と改善を繰り返すことで継続することができました。すごく掃除が苦手なので、『この曜日はこの掃除!』といきなり決めても絶対にできない日が出てきます。その場合『なぜこの掃除ができなかったのか?』と分析を必ず行います」。
例えば、当初設定していた「金曜日=トイレ掃除」はサボりがちに。「なぜトイレ掃除をサボったのか」。自身の行動や心境を見直したところ、週の後半の金曜日は疲れがたまり、洗面所の下にある掃除道具を取り出すことすら面倒だった、ということが分かったそう。そこで、トイレ掃除の曜日は休日明けの月曜日に移し、トイレの掃除グッズはトイレシンクのすぐ後ろに置き場所を変更。その結果、無理なく継続できるようになったといいます。
「単なる掃除ではありますが、仕事と同じようにPDCA(計画、実行、評価、改善)をまわすことでうまく掃除を習慣化できたなと思います」(華さん)
華さんは現在、北欧風インテリアの中で、必要最低限の物だけで暮らす生活を送っていますが、汚部屋歴を尋ねると「実家時代も含めるともう生まれた時からです」という衝撃の答えが返ってきました。
「一人暮らしをはじめてからも10年くらいは汚部屋でした。実家もすごく散らかってたからそれが普通の風景になってしまい、自分の部屋が散らかっているとすら思っていないふしもありましたね」(華さん)
床に物が散乱し「ミルフィーユのような層」ができ、部屋の中を歩くと、「層の下のほうでCDが割れる音が聞こえました」。友人2人が遊びに来たときは「空き巣入られてるよ」と驚かれたことも。「テレビで防犯特集を見たあとだったらしく、テレビで見た被害状況と私の部屋が同じありさまだったので驚いたみたいです」
「これではいけない」と思い立ったきっかけは、年金手帳。「部屋の中で年金手帳を紛失したことでした。あまりにショックで、もうちゃんと片付けようと思いました」
大量にあった服は古着買取の業者に買い取ってもらい、古い家具類は思い切って処分。一時は「布団しかない部屋」になりました。心機一転であこがれだった白い床の部屋に転居。美しい状態を保っています。
華さんは汚部屋時代の自身を振り返り、「今考えると『なぜ散らかってるのか』『どうすれば片付くのか』を自分の頭で一切考えなかったです。めちゃくちゃ反省しています」。部屋がきれいになると、生活にも変化が現れました。
「時間と体力があり余ります。部屋を片づけたら掃除がしやすいわ、料理は楽だわ、使った物の片付けも秒で終わるわ、物も探さなくなるわで、普段の生活を『2~3割の力』で送れるようになって、すごくうれしいです。調子が悪い日でも家事がすぐに終わるから、部屋がいつも通りなのもうれしいですね」(華さん)
汚脱出の記録は自身のブログ「ミニマリスト華のブログ」でも発信。Xでは年末までの「捨てるものリスト」も公開中です。
「自分へのご褒美に少し高くてもいい宿に泊まってゆっくり過ごしたい」とき、私にとって最も心躍るのは「かけ流しの温泉風呂付きの部屋に1人で泊まる」というシチュエーションだなと思います。
大浴場を夜通し利用できる宿もいいのですが、冬の深夜早朝に1人で大浴場に行くのは特に女性にとってはなかなかハードルが高いもの。しかし温泉内湯や温泉露天風呂が付いている宿なら、夜中でも、チェックアウト直前でも好きに温泉に入ることができるのです。
この記事では「かけ流しの温泉がついている部屋に1人で泊まれる」宿であり、かつ「食事もおいしくサービスも良く、ご褒美感を感じられる」宿を10軒、厳選しました。
1年間がんばった自分へのご褒美温泉旅を計画したい方の参考になればと思います。
また、一人旅で利用しやすい温泉宿については、発売中の著書でもたくさん紹介していますので、ぜひ、お手に取っていただけますと幸いです。
北海道の白老郡白老町にある「ピリカレラホテル」は、全6室の小規模な宿ですが、土曜日も1人泊を受け入れてくれ、かつ1人泊の料金アップもない(2人で泊まったときの1人あたりの料金と同額で泊まれる)ひとり旅に優しい宿です。
すべての客室にかけ流しの温泉浴室がついており、部屋は広々としていてかなりくつろげます。最寄り駅の白老駅は特急「北斗」「すずらん」が停車するため、新千歳空港からの交通の便も良いです。
先日初めて泊まりましたが、また必ず泊まりたいと思えるすばらしい宿でした。
ピリカレラホテルの客室は、すべての部屋が50平米以上ある洋室で、2ベッドなので定員は2名です。
リビングスペースに設置してあるソファの座り心地、寝心地がすばらしく良かった……。また、テレビはソファのところに小さいのが1台ありますが、もっと大きいサイズのものがもう1台、ベッドでごろごろしながら見るのにちょうどいい位置に設置してあります。
部屋の隅にはマッサージチェアもあり。フットマッサージャーもついている本格的なものでした。
こちらが部屋に付いている浴室です。
真っ黒なモール泉が常時かけ流されており、湯上がりには肌がものすごくすべすべになる美肌の湯でした。
窓を開けて、外の空気を感じながらの湯浴みも楽しめます。
化粧水などのアメニティはフランスの自然派コスメ「omnisens paris(オムニサンス・パリ)」のもの。各種パックも揃っています。
そしてドライヤーはPanasonicのナノイーです!
ピリカレラホテルには大浴場はないのですが、予約制の貸切露天風呂を滞在中1度、無料で利用できます。
お湯はもちろん、部屋風呂と同じモール泉のかけ流し!
私は朝に予約していましたが、開放感のある露天風呂で、晴れた夜に星を眺めながら入るのも良さそうでしたね。
ピリカレラホテルの夕食は「和食会席」か「鉄板フレンチ」から予約時に選びます。
私は「鉄板フレンチ」で予約していましたが……期待以上のすばらしい料理でした。
ドリンクメニューには、グラスでいただけるワインの種類が多く、料理に合わせたペアリングも何種類か用意されています。
私は今回はワインのペアリングでオーダーしましたが、和食を提供していることもあり、日本酒のメニューもかなり豊富でした。
「鉄板フレンチ」ということで目の前で調理の仕上げをして提供してくれるのですが、見た目にも美しく、味もすばらしい……。
メイン料理の「白老牛のサーロインステーキ」は、量もたっぷり、焼き加減も絶妙、付け合わせの野菜も味が濃い、質の良いものです。
ガーリックライスに白老牛のスープをかけていただく〆のご飯も絶品でした……。
デザートは2種類から選択可能で、私は「ヘーゼルナッツとチョコレートのチーズケーキ、プラリネアイスクリーム添え」をチョイス。濃厚で好みでした。
食後はラウンジにて食後酒を楽しみます。
朝食は和食です。たっぷりのサラダに、白老名産のタラコ、白老牛の煮込みなどの料理が並んでおり、さらに「赤魚の包み焼き」が熱々で提供されます。
お味噌汁にはズワイガニがたっぷり!そして、炊きたてのご飯の上に、いくらを好きなだけ。
実は先日noteに書いた「好みど真ん中の宿」がこのピリカレラホテルでした。
客室風呂付きのホテルなのでもちろんお安い宿ではないですが、泊まってみると「この内容をこのお値段で楽しめるのはむしろ安く感じる……」と思えた宿でした。
北海道を代表する温泉地の一つである登別温泉にあり、12歳以下の宿泊を受け付けない「大人のためのプライベート空間」を目指す宿、望楼NOGUCHI登別。
全客室が温泉付きで、宿泊料金もなかなかのもの。2人で泊まってもけっこうな高級宿ですが1人泊だとちょっと割高になりますし、「ペアリングコース付き」のプランで予約したこともあって、恐らく私がこれまで泊まった温泉宿の中で最も高額だった宿です。
全40室とそれなりの規模感の宿ですし、お値段ぶんの満足度が感じられるのか……?と期待と不安混じりでチェックインしたのですが、私はここは、とても気に入りました!
客室のお風呂が本当にすばらしいのです!やはり、温泉好きとしては部屋風呂の良さは外せないポイントなのですが、それに加えて食事やサービスも満足度の高い宿だなと。先日「宿泊料金が高くても、大満足な宿とそうでもない宿がある」というnoteを公開したのですが、この宿は私にとって「大満足な宿」でした。
宿泊したのは、禁煙のジュニアスイートです。広さは約50平米とのこと。
定員2名の、望楼NOGUCHI登別の客室の中では最もコンパクトなお部屋ですがリビングも十分な広さがあり、ソファの座り心地・ベッドの寝心地も上々でした。
客室の冷蔵庫には水とお茶のペットボトルと、缶ビール2缶(エビスとアサヒ)が入っており、こちらは無料です。
コーヒーやお茶の種類も多く、手挽きのコーヒーミルが置いてあり挽き立ての豆でコーヒーを淹れることができます。
ベッドルームにある大きな窓からは温泉浴室が見えます……期待!
ちなみに、1人なので特に気にしませんでしたが、窓にはブラインドがついており、視線を遮ることも可能です。
洗面所兼脱衣所には、Panasonicのナノケアスチーマーと、レプロナイザーのドライヤーが設置してありました。
このドライヤーは、4万円ぐらいするなかなか高価なやつです。
バスルーム内にシャンプー類は設置されているのですが、それ以外にもいくつかのブランドのアメニティが用意されており、ルームサービスでオーダーすると好みのものを部屋まで届けてくれるとのこと。
こちらは一応「期間限定のサービスです」とのことでしたが、オーダー用のタブレットで「アロマセラピーアソシエイツ」のアメニティをオーダーすると……「シャンプー&コンディショナーとボディシャンプー」のセットが2セット届けられました。太っ腹ですね……。
そして浴室です!140cm四方の1人で入るには十分すぎるぐらい広々とした浴槽に、うっすらと青みがかって見える濁り湯の硫黄泉。
源泉は湯口から常時投入されており、41度ほどの適温に調整されています。
無理なく長湯できる温度なのもいいし、もちろん泉質もすばらしい!
硫黄の香りも強すぎず弱すぎず、湯の新鮮さが感じられ、湯上がりは肌がすべすべになる美肌の湯でした。
ときどき窓を開けて、外の空気を感じながらの入浴を楽しめるのも良かったです。
また、望楼NOGUCHI登別には男女別の大浴場もありますが、全客室が温泉付きということもあり、大浴場があまり混むことがないのも良かったですね。
また、ラウンジではコーヒーや紅茶のほか、生ビールやハイボールも無料でいただくことができ、風呂上がりのビールを楽しむことができました。
「滞在中無料でいただけるサービス」は、このぐらい(ドリンクサービス中心)が私は好みですね。軽食やお菓子までいろいろついてくると、夕食が入らなくなってしまうので。
食事は、個室食事処でいただきます。
居酒屋っぽくない、すっきりとシンプルなデザインの掘りごたつ式の個室です。
夕食は和食とフレンチを融合した「和洋会席」で、お品書きに食材や調理法までしっかり書かれているのがうれしかったです。
私は、ワイン&日本酒のペアリングがセットになったプランで予約していたのですが、これが大正解でした。
色とりどりの前菜と共に、まずはシャンパーニュを1杯。
お刺身と一緒に提供されたのは、函館の上川大雪酒造の「五稜乃蔵」純米吟醸です。
お醤油をつけていただく刺身にはやはり、日本酒が1番合うのでこの組み合わせはうれしかったですね……。
この後、中皿と一緒に白ワイン、強肴と一緒に赤ワインが提供されました。
強肴は北海道産牛もも肉の石焼きと、白老産エゾ鹿肉の低温調理で、おろしたての山葵をつけていただいたり、赤ワインソースやバーニャカウダソース、昆布塩などさまざまな味で食べれるのも楽しかったですね。
デザートも、種類多く量もたっぷりで味も良く、大満足の夕食でした。
朝食は和食です。
納豆やたらこなどの定番のメニューの他に、なんと、温泉卵につけていただく牛肩ロースのしゃぶしゃぶが!
デザートと一緒にコーヒーをお願いしたところ、コーヒープレスで淹れたコーヒーが、たっぷり2杯分、提供されます。
食事やお酒の面でもさまざまな楽しみがあり「高いけどきっとまた泊まりたい」と思えた宿でした。
群馬県谷川温泉にある水上山荘は、上越線の水上駅から送迎もあり、都内から気軽に足を運ぶことができる立地の宿です。
1人泊の難易度はやや高く、温泉浴室付きの部屋は直前に空室があったときのみ予約可能になります。そのため、1人で宿泊できるのは概ね平日です。
しかし……私はこの宿の客室風呂が大好きで、なんとか空室を見つけてこれまで3度、1人で温泉浴室付きの部屋に泊まっており「1人でも一応泊まれる宿」だと思っています。予約難易度はやや高めですが、首都圏にお住まいの方であれば足を運びやすい温泉地だと思いますし、多くの方に足を運んでもらいたく、ご紹介したいと思います。
客室は10畳の和室に、広めの広縁付き。
広縁はじゅうたん敷きで、縁側というより「リビング」のよう。
大きなこたつが置かれ、その奥にはソファも設置されています。湯上がりにはソファでごろごろしたりこたつでごろごろしたり。また、大きな窓からは晴れていれば谷川岳の姿を眺めることができ、春は桜、秋は紅葉が楽しめます。
客室風呂は大きな扉のついた半露天風呂です。
加水・加温・循環消毒すべてなしのパーフェクトなかけ流しの源泉を滞在中いつでも楽しむことができます。
客室風呂の窓を開けたら外に露天風呂が付いている部屋もあったり。
それから、この宿は浴槽の中に石で造られた背もたれ付きの椅子があるんですよ。これが私のお気に入りです。椅子に腰かけて半身浴をしながら、谷川岳を眺められる造りになっているのですよ。
ちなみに、男女別の大浴場も同じ源泉を加水・加温・循環・消毒なしでかけ流しており、ほのかに卵臭の香るすばらしく良いお湯です。
毎日お湯を抜いて浴槽内を清掃して新しいお湯にしているので、チェックインしてすぐに大浴場に行くと、お湯がまだ完全にたまっていなかったりします。でもそれが「1番風呂の証」という気がして、なんだかうれしいのですよね。
部屋からも大浴場からも谷川岳と、季節を感じさせる山の美しい風景を眺められるのも、気に入っているポイントの1つです。
水上山荘の食事は、朝夕共に個室食事処でいただきました。
公式サイトを見ると、個室食事処のほかに「レストラン葉月亭」という食事場所があるようなのですが、私が1人で泊まったときは3度とも食事は個室でした。1人泊ということもあってご配慮いただいていたのかもしれません。(温泉浴室付きの部屋に宿泊したからかもしれませんが)
夕食の際は、群馬県内で醸造されたクラフトビールのほか、群馬県の地酒各種をオーダー可能です。
お気に入りは「水芭蕉」のスパークリング日本酒。
炭酸強めでかなりすっきり、どんな食事にも合いますし、1合瓶でオーダーできるのもうれしい。
食事は和食のコース料理ですが、見た目の美しさにかなり気を配られているのが感じられます。
食事が始まると同時に炊飯用の釜に火を点け、食事が終わるころに炊き上がる方式なのですが……このご飯が季節の炊き込みご飯でして、いつも楽しみなのです。
秋はきのこご飯、夏は豆ご飯、春は山菜ご飯などバリエーションがあり、お腹いっぱいなのにお替わりしてしまうおいしさです。
朝食も同じ個室食事処でいただきました。
朝食については、初めて泊まった数年前はわりと普通の和食だったのですが、2023年の春に泊まった際はかなり洗練された内容になっていて驚きました。
朝食なのに「紅葉鱒、手熨斗こんにゃく、ハモンみなかみの生ハム」という前菜盛り合わせのような一皿が並び、朝から1杯飲みたくなってしまいました。サラダのドレッシングも自家製でおいしく、もち豚の朴葉味噌焼は白いご飯によく合いました。
食後はラウンジでコーヒーをいただきます。
このラウンジからも本当は、谷川岳が見えるはずなのですが……私が泊まるときはいつも、雲に隠れています。
次回こそは美しい谷川岳の姿を見ながら湯浴みをしたいと思いつつ、空室を探してしまうお気に入りのご褒美宿です。
新潟県の瀬波温泉 椿の宿 吉田やは、羽越本線村上駅から車で10分ほどの場所にある全15室の温泉宿です。駅から宿までは1名から送迎してもらえます。
瀬波温泉は海水浴場に近い温泉地なので夏は海水浴客でにぎわい、また、村上は鮭で有名な街なので10~11月ごろがオンシーズンだと思います。冬から春にかけてはひとり静かに旅を楽しむのにぴったりの温泉地です。
1名で宿泊可能なのは基本的には平日のみですが、直前予約で土曜日に1人泊のプランが出ていることもまれにあります。私は、急に予定の空いた週末に空室を見つけて宿泊することができました。
吉田やさんは、今回ご紹介する10軒の宿の中で、最もお安い宿泊料金で温泉浴室付きの部屋に泊まれる宿です。公開日時点で、2食付き25,300円で温泉内湯付きの部屋に泊まれます。
いわゆる「高級旅館」の類いではないのですが、昔ながらの温泉宿らしい、しっかりとしたサービスを受けることができ、館内もきちんと手を入れられていて安っぽさがありません。そして、独特の石油のような香りのするかけ流しの温泉がすばらしい……!お値段以上のご褒美感を味わえる宿だと思います。
吉田やさんには、かけ流しの温泉浴室付きの部屋が4室あり、広さや造りはどの部屋も少しずつ異なるのですが、宿泊人数などに合わせて宿のほうで割り振ってくださいます。
4室とも10畳以上の部屋なので、1人旅には広すぎるほどです。畳も新しく、館内・室内はきちんと手入れされているのが感じられます。
温泉浴室は部屋の奥にありました。
小ぶりな浴槽ですが、1人で入るには十分な広さです!
源泉が熱いので投入量は少なめですが、常時湯口からは源泉がかけ流されていました。
とろみを感じさせるようなすばらしい泉質で、独特の石油のような香りが鼻をくすぐる、とても良いお湯です。こんなお湯にいつでも浸かれたら、1年の疲れもどこかに飛んでいきそうです。
さらに、大浴場と2室ある貸切風呂も夜通し入浴可能です。
大浴場も貸切風呂もすべてかけ流し……なので、何も温泉浴室付きの部屋に泊まらなくても十分満足できる宿ではあるのですが、一般客室と温泉浴室付きの部屋の価格差が3300円なので……温泉好きとしては、だったら部屋風呂付きに泊まりたいかなあと思ってしまいます。
貸切風呂は、1室は露天風呂。
1室は広めの内湯でした。なるべく加水しないように冷まして提供しているそうで、瀬波温泉の中でも濃厚さを感じさせるすばらしいお湯だと思います。
吉田やさんでは、食事は朝夕共にお部屋に運んでいただきます。
お酒は、村上市を代表する地酒「〆張鶴」の3種飲み比べをいただきます。
料理のお品書きがないのだけが残念ですが……焼き物や揚げ物など熱いものは熱々で、後から配膳されました。お刺身はかんぱち、甘えび、鯛の湯引き。
蟹もしっかり身が入っていて食べ出があります。
揚げ物は海老しんじょう。
米なすのそぼろがけもおいしかった!きちんと手がかかっているのがわかる一品でした。
朝食もお部屋で。
丁寧に作られているのがわかる朝食を、ゆっくりと味わっていただきました。
土曜日以外ならコンスタントに空室があるので、金曜や月曜に休みを取ってのんびり骨休めに行きたい宿です。
新潟県の豪雪地帯、松之山温泉にある「酒の宿 玉城屋」は、ここ数年、私が特に気に入ってリピートしている宿です。
最寄り駅の北越急行ほくほく線まつだい駅から松之山温泉まで、本数は少なめですがバスが運行しています。
おすすめは「フレンチ×日本酒ペアリングプラン」ですが、正直けっこうお高いです……。以前は料理の選択肢はなく、フレンチ一択でしたが現在は夕食に「妻有ポークのしゃぶしゃぶ」を用意した少しリーズナブルな2食付きのプランも出ているようですね。そしてそれでも、私のおすすめはフレンチです。
フレンチ×日本酒ペアリングで露天風呂付きの部屋に泊まると、望楼NOGUCHI登別に近づくお値段になりますが、すごく好きな宿なので、十日町市にふるさと納税して楽天トラベルクーポンを利用したりしつつ泊まっています。
現在は、土曜日は2食付きの1人泊のプランは出ていないようですが、時期によっては出ていることもありました。とにかく、食事がおいしくお酒もおいしくお湯が良い。私が宿に最も求めている要素をすべて持ち合わせているので、高くても仕方ないと思ってしまう……。共感していただけるかはわかりませんが、私にとっては1番のご褒美宿です。
チェックインするとまず提供されたのが、ウェルカムドリンクのクラフトジン。アルコール入りとノンアルコールと選択可能ですが、これがいきなりおいしくて期待が膨らみます。
玉城屋さんは「酒の宿」を名乗るだけあってお酒に並々ならぬこだわりを持つ宿なのですが、レストランで開封して少し時間が経ってしまったお酒は「訳あり酒」としてお風呂上がりのお休み処で自由に飲めるように置いてあったりもします。飲んでみるとどこが訳ありなのかわからないおいしさで、これを無料で振る舞ってしまうとは太っ腹だなあと思ったり。
お部屋は、私はいつも露天風呂付きで最もお安く泊まれる8畳の和室を予約しています。
8畳なのでややコンパクトですが、1人なら十分な広さです。
露天風呂は、2人が足を伸ばして浸かれそうな広々とした浴槽です。
以前、平日に宿泊したときは空室があったとのことで、最近リノベーションして誕生したコンセプトルームの「虹」にグレードアップしていただいたこともありました。
部屋全体がアートとなっている和洋室で、温泉宿の部屋としては奇抜な感じのデザインですが、ソファや、ごろごろできる小上がりもあって居心地は良く、寝心地の良いシモンズのセミダブルベッドで寝れるのもよかったです。露天風呂も新しく広々。
客室風呂のほかに男女別の大浴場もあります。
露天風呂付きの部屋が多く、客室風呂が広くて快適なので大浴場がわりといつも空いているのも良いところ。
松之山温泉は「日本3大薬湯」の1つに数えられるほど成分が濃い宿です。とろみを感じるような濃厚な源泉からは独特の石油のような香りがしますが、湯上がりは肌がものすごくしっとりする美肌の湯です。
食事は朝夕共に1階のレストランでいただきます。
レストランの壁にはものすごい数の酒器とお酒の瓶が並び、圧倒されます。
料理は新潟県の食材をめいっぱい使った、フレンチフルコース。
アミューズから始まり、デザートの後にプティフールが出る本気のフレンチです。それなのに日本酒にものすごく合うからいつもすごいなと思います。
日本酒ペアリングプランでは、料理1皿ごとに違うお酒を出してくれるのですが、量も私にはちょうど良くて、ここではぜんぜん悪酔いしないんですよね……。日本酒をそのまま提供するだけでなく、木の実やハーブを漬け込んだり、リキュールと合わせた日本酒もあるのですが、それもすべて、料理にマッチしているのです。
最後のデザートも本格的なもの。コーヒーとプティフールをいただいて、いつも大満足の夕食です。
そして……朝食は和食なのですが、こちらもすばらしいのです!
以前「朝食がおいしい温泉宿」の記事でもご紹介しています。
野菜がたっぷりで、和食なのに色鮮やか。味も濃すぎず、軽やかな和食です。
味の濃いおかずはないのでご飯が余るのではないかと思いきや……魚沼産コシヒカリのご飯自体が大変おいしいので、結局お替わりしてしまうのでした。
日本酒とフレンチが好き、という私の好みにピタッとハマってしまった宿なのですが、近い好みの方にはぜひ、泊まっていただきたい宿です。
山梨県甲州市にある笛吹川温泉「坐忘」は、日本最古のワイナリーと言われる「まるき葡萄酒」が運営する温泉宿です。
ワイナリーの宿ですが、食事は懐石料理で部屋も日本旅館なのがおもしろいなと。全22室のうち露天風呂付きの客室が14室あり、平日のみ1名でも宿泊可能なプランが出ています。
最寄り駅は、登山者には馴染みの深い中央線塩山駅。事前に連絡しておけば1名から送迎してもらえます。
露天風呂付きの客室は「本館離れ」と「別邸」にあり、どちらも1人で泊まれますが、私はやや宿泊料金安めの本館離れの部屋を予約しました。
「乾徳」という名前のお部屋です。本館離れの部屋には「金峰」「朝日」「国師」など、奥秩父の山の名前が付いているのがちょっと気に入りました。
広々とした和室の障子と窓を開けると、竹林が広がっていました。
客室に付いている檜風呂も半露天風呂となっており、竹林を眺めつつの湯浴みが楽しめます。
お湯は、笛吹川周辺エリアではお馴染みの、ほのかに卵臭の香るアルカリ単純泉です。「はやぶさ温泉」や「川浦温泉」なんかと似た泉質ですね。43度の源泉をそのままかけ流しているので、40度ほどの長湯するのにちょうどいい温度になっているのもうれしいポイントです。
客室内のアメニティはマーガレット・ジョセフィン。
ドライヤーはSALONIAでした。
坐忘には大浴場もあり、こちらは内湯も露天風呂もかなり広々。
湯上がりは館内にあるライブラリーで本など眺めつつ、コーヒーやワインを楽しめます。
ワインは、まるき葡萄酒の安めの価格帯のものを何種類か、フリーでいただくことができます。
夕食どきもワインを楽しみたいので、ここでは飲み過ぎないように調整しつつ、夕食を待ちます。
坐忘の食事は、朝夕共に食事処「懐石まる喜」でいただきます。
茶室をイメージしたという個室に案内していただきました。
ここでのお楽しみは、ワインペアリング。
3種、あるいは4種のワインを食事に合わせて出してくれるというもの。
私は「4種」でお願いしました。料理は「茶懐石」で、洋の要素がいっさいない、味も見た目も日本料理です。これに本当にワインが合うのか……?
と思いましたが、しっかりと全部の料理に合っていて驚きました。さすが、ワイナリーの温泉宿ですね。
1杯目はスパークリングワインのロゼを先付け・刺身と一緒に。2杯目は白ワインとやまめ。
3杯目は赤ワインと甲州牛。この赤ワイン「樽べーリーA」が、その名の通り甘い樽のようなトーストのような香りがして、大変気に入りました。
そして肉料理の後に「八寸」が出て、こちらに合わせて4杯目の白ワインが提供されます。
八寸って前菜のようなものかと思っていたのですが、調べると「茶事の懐石の流れでは八寸は後半に出されるもの」なのだそうです。
「懐石料理にワイン」は、先にご紹介した「酒の宿玉城屋」の「フレンチに日本酒」以上に難しいのではないかと思っていましたが、和食にも意外と合うもので、驚きもあり、かなり楽しめる夕食でした。
ちなみに、オーダーしたワインペアリング以外に、グラスワインも多数ありますし、山梨の地酒もいくつか。
さらに「ノンアルコールワインのペアリング」や「まるきのフルーツジュースセット」まであり、お酒が得意でない方もいろいろと楽しめそうでした。
翌日の朝食も、同じ食事処でいただきます。
2段重ねのお膳で、1段目が色とりどりのおかずとご飯とお味噌汁。
そして2段目は打ち立ての蕎麦!という、ちょっと他では味わったことのないタイプの朝食でしたが、蕎麦も含め味はすべておいしかったです。
坐忘では、宿泊者特典として宿泊当日か翌日にまるき葡萄酒のワイナリー見学をすることができるのですが、時間の都合でそれが叶わなかったことが大変心残りで……。
次回は必ず、しっかり時間を取ってワイナリー見学を楽しみたいなと考えています。
静岡県 天城湯ヶ島温泉の「白壁」は、かつては「白壁荘」という名前で井上靖など多くの文人に愛された宿です。
1954年の創業で、外観の赤い瓦屋根となまこ壁はおそらく創業当時の面影を残しているのだと思いますが、館内は増改築を繰り返しています。2019年に露天風呂付き客室の特別フロアがオープンし、平日であれば1人でも泊まることができます。
交通は、修善寺駅から河津駅行きのバスに25分ほど乗って「湯ヶ島」バス停で下車、徒歩9分です。
15時以降であれば、到着後に宿に電話すれば、バス停まで迎えに来ていただけるとのことでした。
昔ながらの外観の白壁ですが、館内に一歩足を踏み入れると、ロビーは和モダンなデザインにリノベーションされていました。
宿泊したのは、特別フロアの和洋室です。琉球畳のベッドルームに、座り心地の良いソファが置かれたリビングがついています。
冷蔵庫の缶ビール、ジュース、お水は無料です。
露天風呂は縁側から出られる外にあり、屋根もなく開放感抜群です!
浴槽も広く、40度ぐらいの適温の硫酸塩泉をじっくりと楽しむことができます。
屋根がないので天気が悪い日だとつらいですが……いい天気で幸いでした。夜には曇ってしまったのですが、晴れていれば湯に浸かりながら星を眺めるのも楽しいでしょうね。
この他に、時間帯で男女が交換になる大浴場が2箇所あり、圧巻だったのは大きな溶岩をくり抜いて作られたという「巨石風呂」と、樹齢1200年の大木をくり抜いて作ったという「巨木風呂」です。
また、露天風呂付きの特別フロアに宿泊すると、貸切風呂も滞在中1回無料で入れます。
すべてのお風呂が個性的でお湯もすばらしく、館内で湯めぐりを楽しむには1泊では足りないと思うほどでした。
また、露天風呂付きの特別フロアに宿泊すると専用のラウンジを利用することができ、コーヒーや紅茶やアイスキャンディー。時間帯によってはリキュールなどのお酒も自由にいただくことができます。
露天風呂付き客室に泊まることの特典がいろいろあって「高かったけど露天風呂付きの部屋予約して良かった!」と思う機会が多かったです。
食事はダイニングでいただきます。味のあるお品書きと共に始まった夕食。
伊豆の魚のお刺身盛り合わせや鮎の塩焼きと共に、まずは静岡の地酒の呑み比べセットを。
お楽しみは、何と言っても名物の山葵鍋です。
わさびをこれでもかと言うほどにすりおろして、鴨肉の入った鍋に大根おろしと共に入れます。
そこにクレソンをたっぷり入れて、一煮立ちしていただくのが、爽やかな味わいで大変おいしかったです。
翌日の朝食にも、たくさんのおかずと一緒にわさびが1本丸ごとついていました。
おすすめは、ご飯にわさびをかけて食べるわさびご飯だそうで。
実は私は、そこまでわさびが得意というわけではないのでどうしようかと思っていたのですが、試しに少量をご飯にのせて食べてみると、そこまで辛みは強くなく、爽やかな香りを楽しむことができました。
布海苔のお味噌汁や、伊豆らしい「鯵の開き」などの定番の料理もすべておいしくいただきました。
静岡県からはもう1軒、伊東駅から徒歩20分弱の場所にある温泉付きのプチホテル、マストランプを選出しました。
2022年から2023年にかけて離れの客室を建設中のタイミングでは、宿泊できる客室数が少なかったので1人で泊まりにくかった時期もありましたが、2023年8月にサウナと温泉付きの離れ客室がオープンし、現在は平日のみですが1人でもすべてのお部屋に予約可能です。
私は本館に以前からある露天風呂付きの客室に宿泊したのですが、非常に満足度が高かったのでご紹介したいと思います。
宿泊レポートはこちらに公開しています。
宿泊した本館の露天風呂付き客室は、8畳の和室にベッドルームがついた和洋室です。
和室でくつろぎ、快適なベッドで眠るという過ごし方ができるから、和洋室はいいですね。
部屋には小さなウッドデッキがついており、庭を眺めることができます。
このときは、デッキから離れを工事しているのが見えましたが……どんな風になったのか気になりますね。
客室露天風呂は、ウッドデッキがあるのとは別の方向にあります。
コンパクトな浴槽ですが、1人で入るなら十分な広さ。
湯温は源泉の投入量で調整しているそうで、加水なしでちょうどいい温度で入れました。熱ければ自分で水を足すこともできます。
マストランプには客室風呂以外に、内湯が2室と露天風呂が1箇所あり、すべて予約制で貸切で利用します。
2室の内湯は本館の客室からすぐの場所にあり、明るく、雰囲気も湯使いもすばらしい浴室でした。
露天風呂は広く、開放感抜群です。
3つの浴室もすばらしいのですが、予約制の貸切利用のため「入りたいときにすぐ入れる」わけではなかったりします。3箇所すべてを貸切で利用できるので、そこまで気にならない人が多いとは思いますが「とにかくいつでも好きなときに湯に浸かりたい!」という方は、露天風呂付きの客室を予約するのがおすすめです。
食事は1階のレストランで朝夕共にいただきます。
天井が高く、日中は日差しがよく入る雰囲気の良いレストランです。
テーブル同士の間隔も十分に空いているので、隣のテーブルが気になるようなこともありません。
「伊勢海老のビスク」「金目鯛の鱗焼き ふきのとうとナッツのソース」など、伊豆らしい食材がしっかり使われた料理をいただきつつ、ワインを楽しみます。
そして、こちらの宿の名物はなんと言っても、伊勢海老がごろんと入ったブイヤベースです。
伊勢海老のうまみが凝縮されたスープには、白身魚やムール貝などの魚介も入っていてかなりのボリューム。卓上コンロで温めつつ、ゆったりと楽しみます。
最後はブイヤベースのスープをリゾットにしていただきました。
デザートも本格的な味わいです。
翌朝の朝食も、スープ、サラダ、パン、卵料理すべてにこだわりが感じられます。
「白インゲン豆と野菜のスープ」と「玄米と根菜とひじきのサラダ」は、レシピを知りたくなるおいしさでした。
焼き立ての自家製パンが4種類もあり、好きなものを好きなだけいただけるのもうれしい。チョコデニッシュ……朝から贅沢な気分になりました。
最後はコーヒーとヨーグルトをいただいてごちそうさまでした。特に女性におすすめしたい、伊豆のご褒美宿です。
壱岐リトリート海里村上は、長崎県の離島「壱岐島」の湯ノ本温泉エリアにある温泉付きのリゾートホテルです。
いい温泉の湧いている離島はけっこうありますが、オーシャンビューの客室温泉付きで食事もすばらしいホテルがある離島は壱岐ぐらいではないでしょうか。他にもあるなら行ってみたいですが……。
壱岐島へは博多港から高速船かフェリーで向かうのが便利です。長崎空港から飛行機も運航しており、主要な港・空港まではあらかじめ連絡しておけば宿の車で送迎してもらえます。
すべての客室に1人で泊まることができ、また土曜日も一人泊可能な宿です。
宿泊レポートも公開しています。
宿泊したのは「プレミアム和洋室」で、和室にベッドルームが付いているタイプの部屋です。
ベッドルームのない「コーナー和室」が最もお安い部屋なのですが、予約したタイミングではクーポンを適用すると和洋室のほうがお安くなったのでこちらを選びました。
客室はとにかく窓が大きく、窓辺に置かれたカウチソファで本など読みつつダラダラ過ごしました。
客室内の冷蔵庫に入っているドリンクはすべて無料です。冷蔵庫のほかに「日田天嶺水」のウォーターサーバーまでありました。
瓶のウーロン茶、オレンジジュース、炭酸水にクラフトビールが2本も!
部屋のお風呂は広々としたベランダに設置してある露天風呂です。今回ご紹介した宿の中で、海里村上の客室風呂だけが常時かけ流しではなく入りたいときににお湯を溜めてはいるタイプです。
かなり熱い源泉が出るので、湯温の調節に少し難儀しましたが、1度ベストな温度に調整してしまえばあとは入りたいときに熱いお湯を追加するだけでした。
鉄分と塩分の多い濁り湯の濃厚食塩泉に、夕暮れや夜明けの海を眺めつつ浸かるのは至福の時間でしたね……。
もちろん、お風呂上がりには冷蔵庫のクラフトビールをいただきました。
また、客室風呂だけではなく男女別の大浴場もあり、広々とした露天風呂でオーシャンビューを楽しむことができます。
全室が露天風呂付きの宿なので、大浴場がいつも空いているのも良かったですね。
また、館内にはライブラリーを兼ねたバーコーナーがあり、コーヒーやお菓子、スパークリングワインなどをフリーでいただくことができます。
夕焼けに染まる海を眺めつつ、お風呂上がりの時間をゆったりと過ごしました。
食事は朝夕共に1階にあるレストランで。
テーブルの席もあるようでしたが、1人なのでカウンター席に。
広々としたカウンターで、隣の席との間隔も十分に空いています。
ドリンクメニューはかなり充実しており、壱岐焼酎はもちろんのこと、壱岐で醸造されている日本酒やクラフトジンもあり、さらに壱岐外のいいお酒もいろいろとラインナップされていました。
私は、最初の1杯はクラフトジンのソーダ割りをいただき、それから日本酒を。
杜氏の高齢化などにより、壱岐では30年間ほど日本酒の醸造を行っていなかったそうなのですが、2018年に30年ぶりに復活したのだそうです。現在は杜氏さんの名前をとった「よこやま」という銘柄のお酒を醸造しているそうですが「よこやま 純米吟醸 SILVER」は都内の日本酒専門店などでもよく見かけるようになりましたね。
お刺身は「くえ」「赤雲丹」「本まぐろ」「剣先イカ」で、とても新鮮。壱岐はウニがおいしいですね……。
焼き物は「クエの米麹焼」です。その後に出てきたたっぷりの鮑は、炭火焼きとしゃぶしゃぶで味わうことができます。
そして最後の料理は壱岐牛のステーキ!
卓上で自分で焼くタイプではなく、パーフェクトな焼き加減で調理したものを出していただけるのがうれしい……。柔らかいけれど脂っぽくはない、旨みのつまった健康な牛をシンプルな味付けで楽しめました。
〆のご飯は「ウニ炊き込みご飯」「寿司」「雑炊」から選ぶことができます。迷ったすえに「ウニ炊き込みご飯」をお願いしました。
甘いウニの香りがいっぱいの炊き込みご飯と、干し貝柱入りワカメスープ。ご褒美感たっぷりの夕食でした。
朝食もレストランのカウンター席で。
ふわふわ焼き加減の卵焼きやカマスの塩焼き、まぐろの山かけなどご飯がすすむおかずをいただきました。朝食の際は目の前で天ぷらを揚げてくださるのですが、なんと「茗荷」と「鮑」で朝から豪華……。
滞在中ずっとご褒美感を味わえる離島の温泉ホテル。きっとまた伺いたいです。
熊本県の下田温泉……静岡県の下田温泉と区別するために「天草下田温泉」と呼ばれたりするこの温泉地、公共交通機関で行くのはなかなか難易度が高いのですが、行けないことはありません。
熊本駅から本渡バスセンター行きのバスに約2時間半で終点本渡バスセンターへ。
そこからバスを乗り換え、下田温泉行きのバスに40分ほど乗って終点まで向かいます。
バスの時刻表は変わることもあると思いますが、現在の時刻表では、午前9時38分に熊本駅前発のバスで12時5分に本渡バスセンターに着き、13時15分本渡バスセンター発で14時ごろには下田温泉に着くことができます。
トータル3時間以上のバス旅ですが、熊本駅から本渡バスセンターまでは観光バスタイプの乗り心地の良いバスでトイレ休憩も挟んでくれますし、支払いにSuicaなどのICカードも使えるので想像よりはしんどくなかったです。もし私が運転できたとしても、バスよりはショートカットできるとは言えこの長い道のりを運転するのはしんどかったと思いますしね……。
以前「僻地の温泉地に向かうバスに私しか乗ってなくて金田一少年の事件簿みたい」とポストしたことがありましたが、それがこの、天草下田温泉に向かうバスでした。
バスを乗り継いで交通の便の良くない温泉地に向かうとき、いつのまにかバスに自分しか乗ってない……ということがけっこうあるんだけど
— 月山もも🍶#ひとり旅本 9刷 (@happy_dust) 2023年5月21日
「金田一少年の事件簿に出てきそうな風景だ!」
と思って、ワクワクしてしまう。
(事件は起こらないでほしいが) pic.twitter.com/K6igfE16CF
たどり着いた下田温泉は静かな海辺の街で、チェックイン時間までぶらぶら散歩を楽しみました。
見に行かなかったけれど夕日がきれいなことで有名らしく、宿泊した宿では夕日が見えるスポットまで送迎するサービスもやっていました。(夕食後の時間帯だったので、お酒を飲んで面倒になり、絶対行かないだろうなと思った)
宿泊したのは「湯の郷くれよん」という、全7室の小旅館。
すべてのお部屋に温泉浴室が付いている宿です。
以前は、特別室以外の6室に1人でも泊まれたのですが、現在は1人で泊まれるのは3室ある「Bプラン」の部屋のみ。でも、3室もあるのだから十分です!
1人泊の料金アップもごくわずかで、土曜日の料金アップもなく、平日と同じ料金で宿泊可能です。遠いですが、時間をかけても行く価値のある宿だと思います。
宿泊したのは、現在は1人では泊まれなくなってしまった「Aプラン」の和洋室です。
6畳の和室にベッドルームが付いています。もちろん、1人で過ごすには十分過ぎる広さです。
こちらの部屋には内湯の「五右衛門風呂」と露天風呂の2つの浴槽でかけ流しの温泉が楽しめます。
どちらも1人サイズのコンパクトな浴槽ですが、つるつる浴感の炭酸水素塩泉を1人でゆったり楽しむことができます。
そしてお風呂上がりには……宿こだわりのレモンサワーをオーダーして、畳の上で飲みつつクールダウン。
このレモンサワー、レモンを凍らせてあってなんとも爽やかな味わいなのです。食事前にルームサービスで飲めるのがうれしい……。
ちなみに、部屋風呂だけでなく男女別の大浴場もあります。
内湯はタイル張りの美しい浴室で、露天風呂も開放感抜群!
なるべく早くチェックインして、部屋風呂も大浴場もしっかり楽しみたい宿ですね。
食事は個室の食事処でいただきます。
食事処の入口に日本酒の冷蔵庫があり、その品揃えに心がときめきます。
日本酒は利き酒セットが何種類もあって、1人でもさまざまなお酒を楽しめるのがうれしいですね。
そして……驚いたのはお刺身の盛り合わせです。何人分ですかこれ?
伊勢海老や鮑がまるごとのっていて、その他のお刺身もすごい量です!
しかも、どれもめちゃくちゃおいしいのですが、きっと食べきれないな……と思っていたら、残したぶんは翌日かき揚げにして、チェックアウト時に持たせてくれるとのこと。それなら、食べられるぶんだけ食べればいいね!と思いましたが、結局夕食でけっこうな量を食べてしまいました。おいしかったので。
この他にも、海老の鬼殻焼きに……。
〆のご飯はなんと、小ぶりですがうな丼です。うなぎ大好きなので……これは食べたい。
すごい量の夕食でお腹いっぱいでした。この宿は、とにかくお腹を空かせて泊まったほうがいいと思います。
そして朝食も豪華!昨夜お刺身で出てきた伊勢海老のお味噌汁がとにかく目をひきます。海老の出汁が出たお味噌汁、おいしい……。
なぜかロールパンサンドの洋食メニューもありました。おいしかったです。
チェックアウト時には昨夜残したお刺身のかき揚げを受け取ったのですが、なんだか、量が多いような……。
と思ったら、かき揚げのほかにおにぎりと唐揚げまで入っていました。宿泊翌日の昼食まで用意してくれる湯の郷くれよん、きっとまた泊まりたいご褒美宿です。
今回「温泉浴室付きの部屋に1人で泊まれる宿で、特にご褒美感が強かった宿」を10軒厳選して公開しましたが「温泉浴室付きの部屋に1人で泊まれる宿だけど今回惜しくも10軒から漏れた宿」について、後日noteで公開予定です。
「こういう理由でご褒美感がやや薄いと感じた」というような「10軒に選ばなかった理由」も含めて本音でお届けするため、有料記事での提供となりますが、メンバーシップの会員の方もお読みいただけます。
もし、興味を持たれた方はnoteアカウントをフォローしていただけますと幸いです。